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昨日は、雪が降り続いていて、寒い一日だったが、夜になってからの雷がすごかった。雪が降る頃にゴロゴロと鳴動する雪雷で、「雪起こし」と呼ばれたりしていて、この後雪が降り出すことも多い。夏の雷はピカッと光ってドーンという感じだが、冬の雪雷は、まさにローリングサンダーで、雲の中を雷が転がりながら走り回っているように、連続的にゴロゴロガラガラと鳴っている。時々、ピカット光ることもあり、雪雲と雪雲の間での放電することが多いんだと思うが、今朝のニュースでは、落雷による被害もあったようだ。北陸では、鰤のおいしい頃に鳴る雷なので、「鰤起こし」とも呼ばれている。
今日は仕事納めだった。明日から1月4日まではお年末年始の休みとなる。総務は仕事納めの日はすることが多い。仕事エリアの全体での清掃のほかに、4箇所ある神棚の掃除とお札や勝尾の取替えや酒・水・塩・榊などの供え、鏡餅の飾りつけや玄関のしめ飾りもしなければならない。玄関や食堂に掲示する「謹賀新年」の紙も6箇所分を準備し貼り付けなければならないし、年明けの社長の新年挨拶の準備もある。
ここ数年は総務もようやく人が増え若い人に任せるようになったが、こんなことを毎年毎年30年もやってきており恒例行事になっていた。以前は全部終わるのが8時を過ぎていたこともあった。
年末年始のお休みの間は、また寒波が来るようで寒い日が続きそうだ。正月明けの積雪も心配だ。
土曜日にプリンターを買った。1台持っていて、自分の分の年賀状も全部刷り終えた後なので、あえて購入することもなかったのだが、年末の蛍光灯の管を買いに家電量販店へ行ったついでに、パソコンやプリンターの売り場を見ていたら、スキャナーがついてコピーができるプリンターがいろんなメーカーから出ていた。最近家でコピーをしたいと思うことがよくあり、コピー機があればと思っていたので店員さんに話を聞くことにした。インクは6色使い、きれいに印刷できるということであり、値段もそれほど高くなかったので、売れ筋のキャノンのMG6130という機種を購入することにした。WI-FI接続もできるということなので、自宅へ持ち帰ってからWEPキーの設定等をして、複数のパソコンにもドライバーを設定したらちゃんとそれぞれから印刷できた。USBの接続ケーブルがないだけでもすっきりしたが、家の中の複数のパソコンから印刷できるのも便利だ。コピー機能も試したが結構きれいにコピーできる。
今日12月22日は冬至だ。一年で最も昼が短い日で、逆に夜が最も長い日となる。明日からは少しずつ昼が長くなることになる。今は夕方4時半頃にはもう薄暗くなっているが、これからは、日の入りは遅くなっていくだろう。でも寒さはこれからが本番で、一月になると小寒、大寒となり一番寒い季節となる。冬至には、昔からかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする風習があるが、これはこれから来る寒さに対して、ベーターカロテンを摂取したり、体が温まる柚子のお風呂に入るなどして、風邪を引かないようにした昔の人たちの生活の知恵だろう。昔の人は、かぼちゃは野菜の少ない時期に保存のきく野菜として重宝しただろうし、ゆずはその香りの成分が血行を良くして体を温める効果があることを知っていたのだろう。そういえば菖蒲の季節にもお風呂に菖蒲をいれるけれどあれはどんな効果があるのだろう。
今日は久しぶりの快晴だった。白山がよく見えるだろうと思いカメラを持って木場潟へ出かけた。木場潟は、周辺を木場潟公園として整備されており、白山の眺望がすばらしく、ウォーキングや憩いの場として、年間50万人を超える人々が利用している。
もともと木場潟は古い姿を残す湖で、自然豊かであったが、一時期生活排水の流入で水質の汚濁が進行し最悪の水質の湖となった。しかし最近は、下水道の整備やボランティアの活動等により徐々に水質は改善してきている。
今日の木場潟は、ウォーキングをする人、カメラで白山を撮影する人、犬の散歩をする人、自転車で周回する人と、沢山の人が晴天の木場潟と白山の眺望を満喫していた。
マイフォトに「木場潟白山眺望」を追加しました。木場潟からの白山の写真です。
勤務先ではISO9001の監査があり無事終了した。ISO9001とは品質マネージメントシステムのことで、顧客に満足してもらうことを目指す仕組みだ。
顧客の満足を達成するために必要なルールやマニュアルを作成して実施し、そのルールやマニュアルを継続的に改善して、会社をより良くしていく仕組みだ。認証機関から監査員が来てISO9001の実施内容について監査を受けるのである。2000年に最初の認証を受けてから10年間毎年監査を受けており、おかげで仕組みとしては随分定着しており、仕組みに則った品質の保証が行われるようになってきていて、10年前と比べるとかなり成長していると思う。今回は指摘事項は数件あったものの、重大なものではなかった。
1月にはISO14001の環境マネジメントシステムの外部監査があり、今度は環境への対応について監査される。
松井秀喜選手がメジャーリーグのエンジェルスからアスレチックに移籍した。昨年は、ヤンキースを世界一に導いてワールドシリーズMVPになり、FAでエンゼンルスへ移籍したのに、今年はまたアスレチックスへ1年契約で移籍だ
松井選手は石川県出身だし地元のヒーローとして親しみを感じるので、テレビで活躍のニューが流れると見入ってしまう。今回はエンゼルスをFAになって、次はどこに行くのか去就が注目されていたが、アスレチックは結構強いチームらしいので、優勝を争えるチームで活躍する姿が見られるのはうれしい。またワールドシリーズに出て欲しいものだ。
松井選手も中学時代アスレチックスに憧れていたそうだから、結果としてはよかったのではないかな。赤いユニフォームから緑色のユニフォームに変わることになるが、赤色よりは緑色のほうが似合っている気がする。
近くにいるのにまだ行ったことのない「松井秀喜ベースボールミュージアム」も一度見に行こうかな。松井選手がヤンキースでワールドシリーズで優勝したときの優勝記念リングが12月22日から展示されるみたいだし。
先日島根県で鳥インフルエンザが発生し、ニワトリ23,000羽が殺処分されたとのことだ。高病原性ということで感染力が強いものらしい。
そういえば昨年は鳥インフルエンザの感染が世界的に広がり対応が大変だったことを思い出した。感染のスピードはものすごく早く、当初は海外の話だと思っていたら、すぐに国内、県内に感染者が発生し、あっというまに地元の学校でも感染が広がった、そうこうしているうちに社員の家族にも感染者が発生し、とうとう社員にも感染者が出だした。幸い弱毒性だったので、感染した人も重い症状にならずに回復したが、これが強毒性のものだったらと思うとぞっとする。マスクや消毒薬なども入手が困難な状況で確保するのに苦労した。
今年は、去年のような秋からの流行はないが、例年の季節性のインフルエンザが、北海道や九州で流行しだしており、これから流行期に入るため注意が必要だ。手洗いがもっとも効果があるようだし、マスクの着用も感染拡大の防止には効果があるようだし、励行する必要があるだろう。
インフルエンザではないが、冬場にはノロウィルスの感染もある。かなり感染力の強いウイルスのようで、食中毒のような症状になり、これも注意しなければならない。いずれも手洗いがもっとも効果があるようだ。
今日は年賀状作りサンデーとなった。まだ日があると伸ばし伸ばしにしてきたが、さすがにもう12月も中旬だし、自分の分くらいは作っておかなければとパソコンに向かった。喪中の案内ももうこないだろうし、とりあえず今年出す人の名簿の整理に取りかかった。親類関係はそのまま出さなければならないし、今の勤務先の分もそのまま継続だし、学生時代の友人や昔の勤務先の友人で、もう何十年も年賀状だけのやり取りの人もいるが、これも今回やめるわけにはいかない。結局、喪中案内の来た人数名と今年の正月に年賀状の来なかった人数名をはずことにした。
絵柄は、うさぎの写真を少し画像変換して版画らしく加工したものに市販の賀詞や背景を組み合わせたもので、これを必要枚数年賀状の裏面に印刷した。宛名もはがき印刷ソフトで印刷した。全部入れても2時間ぐらいで完了だ。以前は、全部版画でやっていたので、絵柄を考えて作るのが結構大変だったし、宛名書きも手書きだったから大変だったが、今はあまりにもあっけなく終わってしまって拍子抜けだ。でもなんでも全部市販の雑誌のCDの絵柄を使うのも面白くないので、干支だけは写真を加工して手作り感のあるものにして使用している。便利さへのちょっとした抵抗かもしれない。
マイフォト過去年賀状は こちらから
アナログ放送が来年7月で終了するということで、自宅のテレビは全部地上ディジタルに替えたし、これで問題なしと思っていたら、勤務先のテレビがまだ全部アナログだったことに気づいた。気づいたのが11月20日過ぎ。聞けばエコポイントは12月からは半分になるということだ。どうせ買うならエコポイントのたくさん貰えるときに買ったほうが得だと思ったが、業者さんに発注したのでは11月中の納品にならない。
いろいろ情報を調べていると、法人が購入する場合は、11月に納品されていないと半減前のエコポイントの対象にならないとのことで、しょうがないので職場の若い人に現金を渡して量販店で購入してきてもらうことにした。必要な台数は5台だが在庫があるかわからない。なくて元々、あればラッキーのつもりでいたが、なんと5台全部購入できた。品物も車で運んできたので納品もクリヤーでエコポイントもOKだ。
11月最後の木曜日だったので、お店は最後の土日に向けて在庫を積み増していたのかもしれない。でも、後日、テレビのニュースで、「東京の家電量販店では最後の土日に向けて在庫の積み増しをしたが、土日の客足はあまり伸びなかった。」といっていた。一般の消費者は早めに行動を起こしたようで、ぎりぎりでドタバタしていたのはうちだけかな。
仕事を若い人に引き継ごうとするときに、必ずスキルの伝承というテーマに突き当たる。伝統技能の世界では、技能の伝承について「守・破・離」という言葉がある。技能を習得していく段階を言っている言葉で、今の時代にも十分通用する考えだと思う。「守・破・離」では、技能を習得するときには、まず教えられたことを忠実に習得しなさいといっている。これが「守」の段階であり、次の段階が「破」である。「守」で一定の段階まで上達すると、教えられたことを自分がやりやすいように変えて見たり教えを少し破って見て、自分のやり方や個性を出して、自分流を見つける段階である。最後の「離」は、教えられたことから離れて自分自身の独自の道を確立していく段階である。
伝統芸能の世界では、まず型から入る場合が多いが、これは型を身につけることによって知らず知らずの間に、本質的な基礎の部分を体に染みこませていることになる。もっと上達して高い意識のレベルになったときに、型の意味が理解できるようになってくるのだ。
今の時代の仕事についても、先輩たちが伝承してきた技能にはミスやトラブルを避ける知恵が凝縮されていることが多い。初心者のうちはそのやり方をまねることで、知恵の凝縮されたスキルを身に付けることが出来るわけで、上達するに従って次第にその作業や動作の意味が分かってくるのである。理解できないといって守の段階を飛ばして、破や離から入ろうとするのは自己流であり、せっかくの先人の知恵を捨ててゼロからスタートするのと同じである。ミスやトラブルも発生するし、一定レベルに達するまでに時間が掛かってしまい効率も悪い。
スキルの伝承では、守の段階が最も重要だと思う。破と離は応用コースであり、本人の能力と技量による部分が多く本人に任せておけばよい。
定年を過ぎて再雇用となって2年余りが過ぎた。本来は定年までに次の世代への仕事の引継ぎを完了していなければならなかったが、引継ぎが一向に進まない中で定年を迎えた。結局、定年後も前と全く変わらない仕事をすることになったが、この2年間でようやく少しずつ仕事の引継ぎが進み出した。仕事を引き継ぐといっても、今までやったことのない人に仕事を教えていくことは大変難しいことで、手順だけなら教えられても、「なぜそうするのか」、「なぜそうしたらいけないのか」まで理解させるのは難しい。
スキルの伝承の中で、自分の暗黙知をいかに相手に伝えるかが問題だ。暗黙知をどうやって見える化するかだ。結局、各種の作業手順を作成し、過去の取り扱い事例集を作成し、規則・規定・基準を整理し、ややこしい規定等は早見表を作成し、法律や規則の勉強会を開き、なおかつ実際の引継ぎ局面でOJTを行って、ようやくひとつづつ移行することができる。
もっとも難しいのは、意識の持ち方の問題だと思う。ある仕事をどんな意識を持って行うかによって結果の品質・精度はずいぶん異なる。より高い意識、より精度の高い意識を相手にいかに持たせるか。これが悩みどころだ。
今日は、天気はあまりよくなかったけれど、寒くもなかったので、車のタイヤを冬タイヤに交換することにした。12月上旬だから、まだちょっと早いかも知れないが、天気予報では、12月中にまとまった積雪があるようだし、妻の分と2台分交換しなければならないが、積もりそうになってから2台一気に替えるのはきついので、とりあえず自分の分は今日交換してしまうことにした。
昔はネジ式のジャッキだったが、今は油圧式のジャッキだし、ボルトを回すのも以前はレンチでやっていたが、今は電動のインパクトレンチを使っているので、交換作業はずいぶん楽になったものだ。準備と片付けまでいれても全部で30分ほどで終了した。最後にガソリンスタンドへ行って、給油して、タイヤの空気圧を適正に入れて完了。