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2011年3月

2011年3月31日 (木)

義捐金を寄託

震災の被災地、被災者のためにと多くの義捐金が、日本国内のみならず外国からも沢山寄せられている。聞くところによると既に700億円を超える金額が、日本赤十字や中央共同募金会等の機関に寄せられているそうだ。また、有名人もこぞって寄付を申し出ているようで、誰それがいくら寄付したというようなニュースをよく耳にする。

これだけ広範囲に多くの被害者が困難な状況にあることが、連日報道されていると、自分でも何かしなければと思ってしまう。有名人ほど多額な寄付は出来ないが、せめて少しでもと思い義捐金として寄託することにした。地元の町会の事務所で受け付けているというので、妻に届けてもらった。最終的には日赤に届けられるようだ。

また勤務先でも義捐金を寄付をすることになり、地元新聞社に寄託したところだ。

でも、本当に困っている人のところに届くにはなかなか時間がかかりそうな状況のようだ。被災地の自治体が、被害の全容を把握しきれていないことから、被災地への配分の作業が進んでおらず、配分のめどが立たない状況のようで、せっかくの善意の寄付が困っている人に届かないというのは歯がゆい限りだ。

2011年3月30日 (水)

大震災からの復興はどうなるのだろうか

福島第一原発の状況がなかなか改善しないようだ。高濃度の放射性物質に汚染された水が1号機から3号機で見つかるなどで、作業員が被曝するおそれがあり、復旧作業についても影響が出ている。汚染された水をどう処理するかも難しい問題だ。電気などが復旧して少し良くなるかと思うと、また次の問題が出てきて、なかなか収束するめどが立たないようだ。海水からも高濃度の放射性物質が検出されていて、どこから漏れているのかも良く分からないようで、この先、安定状態になるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

外国からの技術的な援助を受けながらでも早く状況を改善して、避難指示が解除できる状態にして欲しいものだ。

津波の被害を受けた地域では、道路や鉄道などは少しずつ復旧して、物資も届くようになってきているようだが、まだ全ての避難所にはなかなか行き渡らないようで、日常の食事や水や薬や生活物資等も十分とは言えないらしい。

被害者の方の生活の建て直しも急務だが、これだけ広範囲の地域で、生活基盤が破壊されてしまうと、どうやって立て直していくのか心配だ。復興資金は数十兆円とも言われており、全国民が広く薄く復興資金を負担するような方法も考えなければならないのではないだろうか。

2011年3月27日 (日)

土筆(つくし)が顔を出した

先日、桜の植樹をするというので、勤務先の本社工場から少し離れた場所にある新工場の方へ出かけた。新工場は、新しく造成された工業団地にあるが、周囲にはまだ空き地があったり、新工場の敷地内にも緑地が多く取られていたりするため、草原のような環境になっていて、鳥などが結構すみついている。

周囲を歩いてみると、早速、ひばりが空高くチチチチチと鳴いている。また高い空で鳴いていたかと思うと急降下して草むらに入り込んでいく。巣づくりには少し早いのではと思うが、相手を探している行動なのかもしれない。

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一方で、名前は分からないが鳩より一回り大きいくらいで足の長い鳥が、鋭い声で鳴いたり、長い足で歩き回ったりしている。これもパートナーを探しているのかもしれない。

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地面を見ると、土筆が集団で頭を出している。ある一角が土筆だらけの状態だ。土筆は姿かたちがかわいいし、春の先駆けとして地面からでてくるので愛着があるが、じつは、あの厄介者のスギナの一部なのだ。庭に蔓延りだすと除草でいつも苦労させられるスギナも、春先はあんなかわいい姿をしているのだ。

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2011年3月26日 (土)

労働組合との2011春闘交渉も妥結

労働組合との春闘交渉も妥結
3月23日、勤務先では労働組合との春季の交渉が行われ妥結した。2月23日に、労働組合より要求書が提出され、労使で事務折衝や団体交渉による交渉を重ねてきたが、23日の団体交渉で賃金と一時金についての金額回答が行われ、何度かの折衝はあったものの、ようやく妥結の運びとなった。

賃金引上げについては、労働組合の主張する定昇を含む構造維持分については、ほぼ認めた回答となったが、手当ての増額や、是正原資については認められず、最低賃金についても現状維持となり、一時金については、業績リンク方式により業績に基づいて計算された月数となった。

前期は、受注、生産ともリーマン前のレベルに回復してきていたが、今期は、今度の震災がかなり今後の業績に影響を与えることが想定されることから、慎重な回答になったようだ。

2011年3月23日 (水)

自宅の庭も華やぎ出した

庭の花もいろいろと咲き出した。水仙、クロッカス、白椿、紅椿、梅 。百花繚乱とまではいかないが、少しずつ賑やかになってきた。

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2011年3月21日 (月)

OpenOffice.org Calc でのラベル付き散布図グラフの作り方

仕事上、賃金グラフを作成する必要性がある。全社員の賃金額を年齢毎にプロットして名前(ラベル)をプロット位置に表示させたい。ところが、エクセルにはラベル付きのグラフを作成する機能がなく、疑似的に実現する方法はあるが、少量のデータならよいがデータが増えると実用的でない。そのため、これまでは、このグラフを作成する場合は、データをエクセルで作成して、作成機能のあるLotus123にデータを移してグラフを作成していたが、最近OpenOffice.org Calc で試してみたところ、ラベルつきのグラフを作成する機能があることが確認出来たので、その手順を紹介する。散布図だけでなく、棒グラフや折れ線グラフでも使える。    

  表1 1_9  

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上記表1のデータから、各ポイントに名前の入った上の散布図グラフを作成する。

手順    (図をクリックすると拡大して表示されます)
1.OpenOffice.org Calc上にグラフ化するデータを準備する。(表1)
2.ツールバーの グラフアイコンをクリックする。
3.グラフウィザードが表示される。
4.「グラフの種類」で散布図(点のみ)を選択する。
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5.「データ範囲」で表1のA1:C14を選択する。
   Photo_3

6.「データ系列」では自動的に範囲の値が入っている。
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7.グラフエリアの空白部分をダブルクリックしてグラフエリアを選択する。選択されるとグレーの線で囲まれる。

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8.■マークを右クリックし、「データラベルを挿入」をクリックする。

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  ■マークの上に金額が表示される。

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9.再度■マークを右クリックして「データラベルの書式」をクリックし、「値を数字で表
示」のチェックをはずし、「カテゴリを表示」にチェックを入れる。「移動」で、ラベルを表示する位置を指定する。OKをクリック。

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フォント タブでラベルのフォントやサイズを指定する。

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10.■マークを右クリックして「データ系列の書式」をクリックし、「線」タブより「アイコン」-「選択」-「シンボル」で■マークの以外のマークを選択できる。

「アイコン」-「幅」「高さ」の数値を変更する。マークの大きさの変更ができる。

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11.Y軸の目盛りの最小値や間隔の設定を変更する。

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12.凡例を削除すると以下のラベル付きグラフが完成する。
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尚、OpenOffice.org とは無料で使用することが出来るオフィススィートで、オラクルが開発元となっている。CalcはMSのエクセルに相当する。実際の使用感は、通常の処理では遜色がない。

2011年3月20日 (日)

青サギが我が家の前に

我が家の前の田んぼで青サギが餌をとっていた。
前の田んぼは、ここ数年は休耕田となっていたが、今年はまた稲作を再開するのか、先日はトラックターが入って耕していた。

今日外出から帰ったら、この田んぼに大きな鳥がいた。時々白サギがいることはあるが、どうも青サギのようだが、家の周囲ではあまり見たことがない鳥だ。白サギよりもひと回りも体が大きいので、見た瞬間はなにがいるのかとギョットした。トラックターが土をひっくり返した後なので、餌が取りやすかったのだろうか、ゆっくりと歩き回って餌を探している。後でインターネットで調べてみると青サギに間違いないようだ。

早速カメラを取り出して、写真に収めた。もう少し近づいて撮ろうと車から降りると、飛び立つことはなかったが、危険を感じて、距離をとり向こうの方へ離れていった。それでもしばらくは田んぼの向こう側で歩き回っていた。

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お彼岸の墓参り

数日前まで雪が降っていたが、19日は天気も良くなり風も暖かかったので、お彼岸の中日には少し早いが、妻と二人で父母の墓参りに行ってきた。お墓には水仙を植えてあるが白いつぼみがだいぶ膨らんでいてもう少しで咲きそうだ。
父は生前、自分が生まれ育った集落の墓地に、1区画を買い求めた。子供の頃に遊んだ小川に近く、白山を見渡せる墓所を父は大変気に入っていて、母が亡くなった時にお墓を建て、傍らに水仙を植えたのだ。今は父も母もこの墓に入っている。
今日は、父のお気に入りの白山は見えなかったが、近くの雪をかぶった山並みはくっきりと見えた。お花を供えて、ろうそくと線香に火をつけてお参りをすませた。
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この後、妻の母の墓にも行ってお参りをした。近くの畑には、名前は知らないが黄色い花が咲いており、別の木には沢山の芽吹きが見られた。寒さも彼岸までと言うしようやく春になる。

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2011年3月19日 (土)

駐車場用地の借用契約

この一年は生産の回復に伴って中途採用や派遣社員の採用で人員が急激に増えたことで、社員の通勤車両の駐車スペースが不足ぎみになってきた。特に冬場は雪が多かったため、除雪した後の雪にもスペースがとられてしまい、何台かを工場構内に駐車させる措置も取ったが、雪も解けてようやく緩和したところだが、この4月に入社する新入社員の駐車スペースが確保できない。

このため、年初から近隣の空き地の地主さんと駐車場用地としての借用について協議をしてきたが、ようやく賃貸借契約がまとまり、4月1日からの使用に向けて整地や砂利敷きの工事に入ることが出来た。不動産業者を仲介に入れれば簡単だったのだろうが、地主さんとの協議や、賃料、契約書の作成など、戸惑いながらも自分で行い、なんとか契約することができた。

契約書は、インターネットに雛形が結構載っているので、参考にしながら作成できたが、賃料については相場が分からずいろいろ調べてみたところ、年額を固定資産税の2倍から4倍として算出する方法や、土地の路線価格に期待利益率を掛けて算出する方法などがインターネットで紹介されていた。今回は固定資産税を基礎に算出する方法で賃料案を作成し、地主さんの了解を得て契約にこぎつけた。

法務局で公図などを取ってきたり、固定資産税を調べたり、路線価格について調べたり、土地の地目や、地目の変更について調べたりと、普段あまりやらないことなのでいろいろと勉強になった。

2011年3月18日 (金)

新卒採用/2011年新入社員

勤務先では、今年4月1日にも新入社員が高卒・大卒併せて12名入社してくる。この年度の就活は、産業界のリーマンショックの後遺症もあって超氷河期と言われており、内定率は12月1日現在で、大卒の68.2%と高卒は70.2%と言われていて、就職希望者の3分の2しか内定していない状況だった。

先日のテレビでは、就活をしている学生は大企業志望の傾向が強く、有名企業ばかりを受けているというのも原因の1つだとして挙げられていた。

一般的には景気の良いときは、中小企業では、募集をしても応募者がなかなか集まらず、また内定を出しても辞退されてしまうケースも多い。世の中の採用が冷え込んでいる時期こそ、中小企業が優秀な学生を採用出来るチャンスと言える。現に、勤務先でも過去の不景気な時期に採用した人達が、社内の各部署で中核を担う人材になりつつある。

今年3月になってから新卒者1名を追加採用したが、面接でも必死さが伝わってきた。新入社員全員、入社してもこの必死さを忘れず有用な人材に成長して欲しいものだ。

2011年3月16日 (水)

労働組合との団体交渉 2011年春

昨日は労働組合との団体交渉が行われた。冒頭で東日本大震災で犠牲になられた方々に対して黙とうを行い交渉に入った。交渉自体は、具体的な金額回答はまだなかったが、会社の決算状況や、今期の売上や利益の予想が会社より労働組合に対して説明された。これから、最終交渉に向けていろんな試算が行われることになる。

地場の企業でも既に妥結しているところが数社あるが、大手は今日が集中回答日となっており、今日が交渉のヤマ場になっている。

勤務先も最終回答日に向けていろいろ試算しているところだが、この大震災が、今後の会社業績にどんな影響が出るのか、なかなか読み切れず、どの水準の回答にするかは難しいところだ。東京電力管内の計画停電もあり、関東方面のお得意先の操業度も落ちることは確実で、日本全体の生産活動も、一時的に低下することになるだろう。

そんな中で、15日にトヨタ自動車は、一時金について満額回答することを組合側に内示したそうだ。昇給についても賃金制度維持分を支給することになり、今日の交渉で正式に提示したとのことだ。トヨタの一時金の満額回答は3年ぶりで、組合員平均で年額181万円となる。明日には大手各社の回答状況が出揃うだろう。

2011年3月13日 (日)

東日本大震災

今回の地震の名称は、公式には気象庁が「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」という名称を発表している。一方震災としての名称は、マスコミ各社がそれぞれ決めている様で、民放では「東日本大震災」が、NHKでは「東北関東大震災」が使用されている。個人的には「東日本大震災」の方がしっくりくるような気がする。

今回の東日本大震災では、最終的な犠牲者の数が宮城県だけで1万人を超が確実だと言われている。津波の被害の大きさと、広範囲さから考えるとそれぐらいになるのかもしれないが、やりきれない被害者の多さだ。

テレビでは、別々の避難所に避難していた家族がようやく再会できたシーンを写していたが、抱き合ってないているシーン見ていると、こちらも目頭が熱くなる。一方で、親とはぐれて、親を呼ぶ子供の姿は悲しい。なんとか再会できればよいのだが。

今日から、海外の援助隊もぞくぞくと入国しており、わざわざ遠くの国から日本を助けに来てくれていると思うと、感謝、感謝である。

東京電力では、電力不足による大規模停電を避けるため、輪番制の計画停電を実施するとのことだ。供給エリアを5つのエリアに分けて停電させるとのことだ。明日からということだが、病院、スーパー、工場も一律に実施されるということであり影響が大きい。

東北地方太平洋沖地震

今回の、東北地方太平洋沖地震の被害の凄さは、ただただ愕然とするばかりだ。津波が引いた後は瓦礫の山で、住宅のあった場所は土台だけしかない。昨日時点で死者80名であったが、今日の時点では990名と言うことで、行方不明者も730名におよんでいる。海岸から4Kmも内陸に入った南三陸町では、町ごと壊滅状態で、連絡の取れない人が1万人いるとテレビで言っている。町役場そのものが津波に襲われ、町役場の機能そのものがなくなっているとのことだ。
それにしても、津波が市街地や田んぼに入り込んでくる様子は何度見ても恐ろしい光景だ。

大津波警報はようやく解除したようだが、現状の被害の全体がまだ把握されていない状況で、今後被害の状況が明らかになってくると、被害規模はまだまだ大きくなるだろう。

東京電力の福島第一原発では、地震のため炉内の冷却が機能せず、炉心溶融という深刻な状況が発生したようで、建物内で爆発も発生していて放射性物質が外部に漏れている。それにしても原発関係の情報が出てくるのが少なすぎる。枝野官房長官の会見や、保安院の人の記者会見でも、詳細は調査中とか分からないとか言っているが、皆が知りたがっている情報に触れようとしないようだ。なにか重大なことを隠しているのではないかと勘ぐりたくなる。その後官房長官の2回目の会見で、圧力容器に損傷はないというように説明していたが、正しい情報が政府にも伝えられていないような印象を持つ。

大規模な火災もコンビナートなどで発生しているが、津波警報が出ているため消防隊も近づけないようで、燃えるにまかせている状況のようだ。

国内、海外からの救援隊も、今後本格的に入ると思われるが、被害領域があまりにも広範囲であり、救出作業も困難があるだろうし、特に沿岸部の被害状況の確認はなかなか難しいだろう。

当面の被災者の生活や、これからの復興やはどうするのだろうか。

2011年3月11日 (金)

東北地方での大地震発生で甚大被害発生

東北で大地震が発生した。東北地方太平洋沖地震と名づけられたが、仙台を中心に東北地方の太平洋側から東京神奈川県まで甚大な被害が出ている。テレビで繰り返し放送しているが、津波の映像のもの凄さにびっくりしている。津波と言うけれど波ではなく、海そのものが不気味な生命体のように、陸に上がり地面を這って進んでいるようで気味が悪い。家も車も船さえも巻き込まれて破壊されている。海から2Kmも入った内陸部まで津波が入っている。

津波が引いていく時には、家も、車もその他いろんなものを引き連れて流しさって行ってしまう。日本列島の太平洋側はもとより日本海側までもが大津波の警戒領域となっている。津波の高さが10mを超えるところも多数ある。

死亡した人や、負傷者や行方不明者の数も、どんどん増える一方で、確認されているだけで約80人となっており、そのほかに仙台市の若林海岸で200人~300人の遺体が打ち上げられているようだ。明日以降、被害状況が確認されれば、被害者数が更に増えるものと予想される。

火災もあちらこちらで起きていて、製油所でも大規模な火災が発生している。

マグニチュードは8.8と言うことなので、国内ではこれまでで最大と言うことだ。動いた断層の長さは400Kmに及ぶということで、これも最大規模だそうだ。

勤務先の東北や北関東にある得意先も、工場が被害を受けているとのことで、週明けの操業が心配される。

2011年3月 8日 (火)

特急「雷鳥」の引退

JR北陸本線の大阪-北陸間を走っていた特急「雷鳥」が、3月12日のダイヤ改正により、引退することになった。3月11日がラストランとなる。

1964年にデビューして以来46年間大阪と北陸を結んで走り続け、親しまれてきた列車がなくなるのはさびしい限りである。これまでも少しずつ新型車両の「サンダーバード」に切り替えられてきていたが、最近は、旧型車両の特急「雷鳥」は、大阪-金沢間を一日一往復だけ運行するようになっていた。しかし、それも3月11日で最後となる。

485系と言う車両だそうで、私自身、クリーム色の車体に赤のラインが入ったデザインのこの特急には、大変お世話になったものだ。運行開始が昭和39年ということで、私が関西の学校に入学したのが昭和42年なので、毎年帰省には必ず利用していたし、当時は車両も新しく、それよりも以前と比べると、随分スピードアップしていて、大阪までの所要時間は3時間30分ぐらいだったと思う。社会人になってからも、関西方面に出かけるときはいつも利用する車両だった。

先日の土日には京都へ出かけたが、あいにくこの旧型雷鳥に乗る機会はなかった。
いざなくなると思うと、あの、いかつい風貌に、ちょっとやさしいクリーム色と赤の色合いの車両が懐かしく思える。

2011年3月 6日 (日)

京都御所の梅林は満開

3月5日の土曜は甥っ子の結婚式が京都であり、出席するため妻と息子と3人で京都に向かった。最近はあまりJRを利用して外出することがないため、久しぶりの電車での移動となった。

学生時代以来、関西方面への往復は特急「雷鳥」をよく利用したが、この車両は今年3月で引退となり、これからは「サンダーバード」だけになるようだ。

結婚式・披露宴は土曜日の午後3時頃から始まり7時過ぎまで行われた。結婚式といえば、以前は日中に終わるのが一般的だったが、今はこんなスタイルが流行るらしい。このため、結婚式終了後は、帰る訳には行かずホテルで一泊することになった。

ホテルは京都御所のある京都御苑に近いため、翌日の日曜日は、朝起きてから、御苑の中を散策してみることにした。朝7時頃だが、蛤御門から中へ入るとランニングする人、体操をする人、犬の散歩をする人や観光らしき人など結構たくさん人がいる。周りを見回してみると、ちょうど御所の塀の西南の角が目の前にあり、角から塀が北と東に伸びている。

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南側を見ると遠くの方で白い花と赤い花が咲いている。少し歩いて近づくと、桃林と梅林があった。桃林はまだつぼみの状態だったが、梅林の方は紅梅も白梅もほぼ満開の状態で咲いていた。写真を何枚か撮ってホテルへ帰った。

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その後、特に京都観光もせず10時頃帰路についたが、少し京都の春を感じることが出来た。

2011年3月 4日 (金)

受験会場からの質問サイトへの投稿事件

京都大学の入学試験で受験者が受験中に、試験会場からインターネットの質問サイトへ試験問題を投稿して回答を得ていたと言うことだ。試験官が監視している状況の中で、どうしてそういう事ができるのか不思議だ。カメラで問題を撮るにしろ、手で入力するにしろ結構目立つと思われるのだが。他の大学でも同様なことが行われていたようだ。

外部に協力者がいて、複数の人間が関与したのかと思ったが、逮捕された容疑者の供述では単独で行ったようだ。でも今後、このようなやり方が犯罪ビジネスに使われる可能性もあるだろう。

インターネットの質問サイトは大変便利なものだし、回答してくれる人も好意で行っているのだろうから、これを、逆手に受験会場から利用してしまうと言うことに、皆びっくりしているし怒っている。これを問題解決能力があるとする意見もあるけれど、やらなかった人達に問題解決能力がなかった訳ではなく、理性があったからやらなかっただけだと思う。

大学関係者にとっては、大変な衝撃だったと思う。最も厳正さが要求される入学試験会場内で、公然とそういう行為が行われ、しかも看過されたと言うことで、入学試験に対する信頼性が大きく失墜してしまい、社会的なショックも大きい。

携帯電話が高機能化して、インターネットにも容易に接続できるようになり、これまで予想もしなかった使い方がされ、更に犯罪にまで使用されてしまうと、技術の進歩を単純に喜べなくなってしまう。

2011年3月 3日 (木)

戻り寒波で雪景色

朝起きると一面の銀世界。そういえば明け方は、頭から布団をかぶって寝ていたがそれでも寒かった。夜中に随分気温が下がったみたいだ。3月の雪はなごり雪なのかもしれないが、これだけ降るとなごり雪というレベルではないだろう。戻り寒波と言ったほうがよさそうだ。

せっかく咲いた紅梅も震え上がっているし、膨らんできた沈丁花のつぼみはまた固くなったかも知れない。

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チューリップは雪をかぶっても元気一杯に沢山芽を伸ばしている

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駐車場も瓦屋根も真っ白になってしまい、冬に逆戻りしたようだ。天気予報を見ると来週にも雪マークが出ている。しばらくは、冬と春がせめぎ合って、行きつ戻りつしながら少しずつ暖かくなっていくのだろう。

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土日は甥っ子の結婚式で京都に行くが、京都も盆地で寒いということだが大丈夫かな。

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