月遅れの菖蒲湯
今の時期になると、菖蒲湯用の菖蒲とよもぎなどをセットにしたものがスーパーの店頭に並ぶ。地元では、例年6月に菖蒲湯をするのが一般的だが、端午の節句を別名菖蒲の節句とも言うように、本来は5月5日の端午の節句にするもののようだ。
私の住む地域では、4月3日のひな祭りや6月5日の端午の節句や8月7日の七夕や8月15日のお盆など、月遅れで行なわれるのが一般的で、菖蒲湯についても、例年月遅れの6月5日頃に行なわれている。我が家でも、昔から6月5日に菖蒲湯に入っていたが、今年は妻が6月3日に菖蒲湯の支度をしてあった。支度といっても、スーパーで菖蒲湯用にセットされたものを買ってきて湯船に入れてあるだけなのだが。
端午の節句はもともとは厄除け、魔よけの行事が行われる日で、菖蒲湯に入るのは、菖蒲は「尚武」につながり、葉の形が剣のようであることから、子供が丈夫に育つことを願ったことに始まるようだ。
菖蒲湯には、血行促進や保温効果がある精油成分あり、血行をよくし身体を温める働きがあるといわれている。また、菖蒲はとても強い香りがあり、この香りが邪気を払うといわれている。
季節の変わり目で、最近は体調は万全ではないが、菖蒲湯に入ってリラックスして邪気を退散させたいものだ。
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