氷室開きの日/氷室饅頭
石川県の特に金沢では7月1日は氷室の日で、氷室饅頭というのを食べる。この時期になると、地元の和菓子屋さんでは氷室饅頭を作って店頭にならべる。
江戸時代に、加賀藩では冬場に積もった雪を「氷室」と呼ばれる保冷庫に保存し、夏場に取り出して幕府にも献上していたもので、その日氷室が開かれる日(氷室開き)が7月1日(旧暦6月1日)だったことで、この日に無病息災を祈って饅頭を食べた風習が今も残っていると言うことだ。
氷室饅頭の風習は、金沢を中心に加賀方面でも行なわれていて、老舗と言われる和菓子屋さんは、味を競い合っている。お店ごとに味が違い、「あそこのはおいしい」とか「この店のがうまい」とかいって結構ひいきがある。氷室饅頭自体は酒饅頭で白やピンクや緑などの色があり、大きさもお店ごとにさまざまだ。この時期はこの地域の和菓子屋さんは大忙しとなる。私もこれを食べるといよいよ夏本番という気になる。
昨日は勤務先で来客が持ってきたものを1つもらって食べたが、今日は、家に帰ったら妻が「妹から氷室饅頭もらったよ」といって1つ渡してくれた。
« 梅酒を作る | トップページ | パソコン自作 Part-1 »
「日々の生活」カテゴリの記事
- 野鳥の望遠撮影(2025.04.15)
- トレインパーク白山を見学してきた(2025.03.26)
- 新車検討(2025.03.07)
- 立春寒波到来(2025.02.10)
- 地元の神社の左義長(2025.01.16)
コメント