睡眠時無呼吸症候群/CPAP療法開始
先月、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査をする装置を医院で借りて、自宅で一晩装着して寝た結果、中等症といわれたので、専門の病院の予約を取ってもらい1泊の検査をしてもらった。睡眠ポリグラフィー検査(PSG)というもので、夜9時から朝6時まで睡眠中の状態を検査するのだが、いろんなセンサーを頭に取り付けなければならない検査だ。
頭には脳波のセンサーを何本も取り付け、その他にも、鼻には呼吸センサー、喉にはいびきの音用のマイク、胸や腹には動きのセンサー、手指には血液中酸素濃度のセンサー、足には体位のセンサーを取り付けた状態で、頭にはセンサーが外れないように顔と耳の部分だけは出るようにしてネットをかぶり一晩寝るのだ。自宅で行なった簡易検査と較べるとはるかに詳細なデータが取れる。
9時頃から検査開始だが、頭に一杯いろんなセンサーを付けている上に、いつもの寝る時間よりも早いのでなかなか寝付けない。途中でトイレ行きたくなるが、たくさんの線が検査装置につながれているので勝手に行くわけにはいかない。しょうがないのでナースコールをして一旦、装置からはずして貰ってトイレへ行き、帰ってきたらまた接続して検査継続だ。朝6時で検査は終了だ。
一週間後、かかりつけの医院へ結果を聞きにいったところ、無呼吸や低呼吸の状態がかなり発生していると言われた。1時間あたりの無呼吸、低呼吸の回数(AHI)が30回以上あり、治療が必要なレベルと言うことだ。治療方法としてはCPAP療法といって、睡眠時に鼻マスクを装着してそこに一定の圧力の空気を送り込んで気道の閉塞を防いで無呼吸をなくする方法が一般的とのことだ。
治療といっても、無呼吸症状を治してしまうものではなく、空気を強制的に喉に送って無呼吸が発生しないようにするものなので、一生着け続けなければならない。
睡眠時無呼吸症候群の原因は、次のようなものがあげられるが、私の場合はそんなに太っているわけでもないし、アゴが小さいのが原因のようだ。
・太っていてあごや首に脂肪がついている
・扁桃が肥大している
・花粉症やアレルギーなどで、鼻が詰まりやすい
・アゴが小さい
・アルコールの摂取により筋肉がゆるんで、のどがふさがりやすくなる
今日、その装置が自宅に届けられたが、試しに装着してみたが、かなり違和感があるし、うまく眠れるのか心配だ。症状改善のためとはいえ、一生続けなければならないというのもいささか憂鬱である。
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