昨年暮れにキャノンのMG6130というインクジェットプリンターを購入した。本体は25000円ほどのそこそこの値段だったのだが、プリンターのインクがあまりにも早くなくなるのにビックリし、おまけに、インクの値段の高いのに二度ビックリした。
もともとキャノンのiP4200というプリンターを使用していたので、インクの値段が高いのは分かっていたのだが、iP4200は、新しいインクを入れるとかなりの枚数が印刷できるので、値段に付いてはある程度納得していたのだが、新しく買ったMG6130は、そんなに枚数を印刷した覚えがないうちに、インク切れのアラームが出てしまう。インクカートリッジの大きさを比べてみると3分の2くらいの大きさなのだが、インクの持ちは5分の1くらいの感覚だ。
これではたまらないので、もう処分しようと考えていた古いほうのiP4200を、今でも使い続けている。MG6130はほとんど使用していないはずなのに、先日久しぶりに使おうとしたら、早速インク切れのアラームがついた。しかも6色のうち4色がインク切れになっている。使わなくてもインクが減るのだろうか。ヘッドのノズルのつまりなどを防ぐため等に、インクを多量に噴出しているのかもしれない。
せっかく買ったプリンターを飾っておくのも癪なので、インターネットで調べてみると、詰め替え用のインクがあるようだ。純正のものではないが、大手サプライから出ているものなので信用はできそうだ。ただ詰め替えすると、インクなしのアラームが出っぱなしなるようで、アラームを無視する操作が必要のようだ。
早速近くの家電量販店へ行ってインクコーナーを覗いてみると、純正品の製品や純正品以外のカートリッジや詰め替え用インクが並んでいた。ダメモトで詰め替え用のインクを購入して、純正のインクカートリッジに詰め替えることにした。インクは5色セットになったものとグレーを1色購入した。1色のボトルには5回分の量のインクが入っており5回まで詰め替え可能とのことだ。
6色中4色のインク切れアラームが点滅している。
購入してきた詰め替え用インク ボトルには5回分の量が入っている。
これはカートリッジを固定したり、吸入口を開けたりする道具
とりあえず、説明書にしたがって、インク切れの出ているインクカートリッジにインクを補充することにした。作業前に、インクがこぼれても良いように新聞紙を敷き、その上で、プリンタからはずしたインクカートリッジを写真の道具を使って、吸入口のを開き、ボトルの上部のタンクに1回分のインクを押し上げ、次にこの1回分の量を、ボトルの先端のノズルをカートリッジに差し込んで注入することになる。インクを入れすぎて吹き出すこともあり、少し手が汚れたが、1色詰め替える毎に、説明書に書いてある「インク残量検知機能を無効にする操作」をして、なんとか4本については入れ替え完了した。
早速テスト印刷をしてみると、最初少しスジが入ったりしたが、何度か印刷しているうちにきれいに印刷できるようになった。これでうまくいけば、気兼ねなく印刷できようになる。