無料の不要電気製品回収業者
最近、道路沿いで古くなった電気製品や自転車などを無料で回収しているのをよく見かける。近くの空き地でも、「無料回収します」などと書かれた看板を掲げて、回収業者が、住民が古い電気製品などを持ち込むのを受け付けている。
回収している品物は、電気製品から自転車バイク、耕運機などもあり、結構幅広く回収しているようだが、それでも、冷蔵庫、ソニーのブラウン管テレビ、大型テレビなどはダメという具合に、いくつか受け付けない物があるようだ。
回収業者は、これらの回収した物をどこへ持っていくのだろうか。回収した物は、空き地に雨ざらしで置かれているので、再利用(リユース)するとは考えにくい。最終的にはリサイクルするのだろうが、中国や東南アジアなどへ持っていって、鉄くずとしてリサイクルしたり、電子基板からレアメタルなどを取り出すのだろうか。自転車などは修理して使うのかもしれない。
国内では、電気製品などはリサイクル料金を支払って家電店などに処理を依頼することになっているが、ここに持ち込むと無料で処分出来てしまう。行政が作った電気製品のリサイクルの枠組みから外れて商売が成り立っているのだろうが、必要な資源だけを回収してしまったら、残りの不要物は流れ流れてどこかに不法投棄されるのではないかと心配になる。国外に輸出すると結果的にはゴミの輸出になってしまうのではないだろうか。
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