地元神社の茅の輪くぐり
地元の神社では、今年から茅の輪神事をする事になった。
茅の輪神事とは、1月からの半年間の罪穢れを祓うために6月30日に行なわれる「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」に合わせて、茅の輪をくぐって罪穢れを取り除き心身が清らかになるように祈るもので、茅の輪くぐりとも言われている。
宮司さんの提案で、今年から実施する事になったが準備が結構大変で、まず茅の輪を作るところから始るが、芯になる部分を人がくぐれる輪の形に作ったり、茅(カヤ)を刈ってきてその芯に巻きつけたり、出来た輪を木で作った枠に取り付けたりして、なんとか完成したようだ。
くぐり方にも作法があって、8の字を書くように次の順序でくぐる。
(1) 先ず茅の輪の前に立って軽く礼をして輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る。
(2) 茅の輪の前で軽く礼をして輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻る。
(3) 茅の輪の前で軽く礼をして輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る。
(4) 茅の輪の前で軽く礼をして輪をくぐり、神前まで進み二拝二拍手一拝でお詣りする。
正式には踏み出す足が決まっていたり、くぐるときに唱える言葉もあるようだが、今回はそこまではやってなかった。、
地元新聞にも紹介されたこともあって、今日の午後はポツリポツリとお参りに訪れる人があって、くぐり方の説明を読んだり係りの人に教えてもらったりしながらお参りをしていた。