加賀まるいも畑/ウォーキング
地元の農産物に「加賀丸いも」というのがある。ヤマイモの一種だが丸い形をしていて、すりおろすと真っ白で粘りの非常に強いとろろになる。地元でも高級品のため贈答品として贈られたりするので、たまにおすそ分けを貰ったりすることはあるが、普段はなかなか口には入らない。
不思議なことにこの丸いもは、栽培されている地域が限定されていて、地元でも特定の場所でしか作れないそうだ。栽培自体は大正時代から行なわれているようだが、昭和9年に手取川が氾濫した時に、洪水の水で運ばれてきた大量の川砂が田んぼの土と混ざって栽培に適した土が出来たそうで、それ以降この土のある場所で丸い形の良いいもが出来るようになったそうだ。
ウォーキングコースの途中に、丸いも畑が広がっている。いも畑では高い畝を作り、そこに支柱で棚を作って、その棚に蔓を這わせる栽培が行なわれている。これだけ広い畑で、高い畝を作ったり、棚を作ったりするのはなかなか大変な作業だ。今はまだ植えられたばかりだが、これから蔓が茂っていもが育ち、11月頃に収穫できるようだ。
地元では、この丸いもをつなぎに使ったお好み焼きを「のみまる」と称して、ご当地グルメに育てようと活動しているグループもある。
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広い畑で、支柱を立てるだけでも大変ですね。
高級食材ですね。
投稿: ひろ | 2012年7月 5日 (木) 07時27分
粘りけの強いイモで、普段はなかなか口に入りません。
地元のJAなどで新しいレシピを考えたりしているようです。
投稿: いちろ | 2012年7月 5日 (木) 11時22分