金魚草の復活
昨年10月の下旬に、庭に花が少なくなってしまったこともあって、冬の間咲いてくれる花として、パンジー、ガーデンシクラメン、デンマークカクタスなどと一緒に金魚草も購入した。
冬に向かう時期にホームセンターに並んでいたので、寒さには強いのだろうなとは思ったが、名前が金魚草といって夏を連想するし、花は淡いパステルカラーのような色で春が似合いそうだし、冬の途中で枯れてもしょうがないかなと思っていたのだが、冬の寒さの中でも平気できれいな花を次々を咲かせるし、雪が降り出した頃には枯らすのはもったいないと思い温室に入れることにしたが、温室の中でもよく咲いている。
春になるとますます花数も多くなって咲き誇っていたが、さすがに6月頃には茎も伸びすぎて花数も少なくなってきた。そこでもう今シーズンは花も終わりで、冬にまた花をつけさせるためには伸びすぎた茎を大きく切ってやればよいだろうと、根に近いいくつかの葉だけを残してバッサリと散髪してしまった。今思うとこれが切り戻しと言うことだったのだろう。
しばらくすると、短く切った茎からまた芽が出始めて、葉が茂り始め花が咲き始め、このカンカン照りの8月に復活して花を咲かせたようだ。この花はどうなっているのだろうか、寒さに強いので冬から春に咲くのかと思っていたら、真夏にも咲いているし、この分だと春、夏、秋、冬と年がら年中花を咲かせるのかも知れない。
いずれにしても、結果的には切り戻しの処置をしていたことになり、それが大成功だったようだ。さかなのポニョみたいなかわいい花だし、色合いもやさしい色彩で、見ていると癒される花だ。
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かわいい花なのに、気候変化に強いんですね。
切り戻しも成功ですね。
投稿: ひろ | 2012年8月 8日 (水) 09時19分
ほんとに丈夫な草花で感心しています。
このまま、また春まで咲き続けるのですかねえ。
投稿: いちろ | 2012年8月 8日 (水) 15時49分