芙蓉の花
芙蓉の顔(かんばせ)と言って美人の顔に喩えられる芙蓉だが、この場合の芙蓉は蓮の花のことで、昔中国では蓮の花を芙蓉と言って楊貴妃にも喩えたようだ。
我が家の庭にある芙蓉は、落葉の木で晩夏から初秋にかけてピンク色の花を咲かせるもので蓮の花とは別物だ。花は朝咲いて夕方しぼむ一日で終る花で、毎日次々と新しい花が咲き継ぎ、長期間にわたって花をつける。
その我が家の芙蓉が花を咲かせ始めた。少し高く感じるようになった青空を背景にピンク色の花が鮮やかだ。明日咲く花、あさって咲く花の蕾がスタンバイしている。
毎日咲いて毎日しぼむ。写真は前日咲いた花がしぼんだところ。色が濃く見えて色彩的にはしぼんでもきれいだ。しぼんだ花は毎日花ごと地面に落ちるので掃除が大変だが、これも風物詩のうちか。
花の種類の少ない時期に勢いよく次々と花を咲かせるのは貴重な存在だ。
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青空とマッチしていて、いいですね。
つぼみがたくさん付いているという事は、花を楽しんだ後の花ガラが大変そう。
投稿: ひろ | 2012年8月27日 (月) 15時38分
きれいな花が咲くのでいいのですが、難点は花ガラを沢山落とすことです。妻が文句を言いながら掃除しています。時々私も掃除します。
投稿: いちろ | 2012年8月27日 (月) 19時54分