山中温泉鶴仙渓の紅葉
日曜日は、那谷寺を出た後山中温泉の鶴仙渓に向かった。鶴仙渓は大聖寺川の中流にあり、深い渓谷となって山中温泉の町並みと並行している。川はかなりの急流でところどころで白い水しぶきを上げて流れている。那谷寺では紅葉は盛りを過ぎた様子であったが、こちらは紅葉真っ盛りでちょうど見頃となっていて、沢山の観光客が訪れていた。
川の流れの脇には散策路が作られていて野趣あふれる景観が楽しめる。水の流れと紅葉の赤や黄色の対比が美しい。
山中温泉は、芭蕉が奥の細道の旅の終盤に山中温泉で8泊9日の長逗留をした場所であり、沢山の俳句が詠まれている。芭蕉ゆかりの地として鶴仙渓には芭蕉堂が建てられていたり、句碑が建てられていたりする。芭蕉が山中温泉で詠んだ俳句では「山中や菊はたおらじ湯のにほひ」が有名だ。
鶴仙渓のちょうど中間辺りにあやとり橋がある。ユニークなデザインでS字型をしている
鶴仙渓の上流のスタートは木造のこおろぎ橋だ。深い渓谷を跨ぐ様に木で作られた橋だが、車なども通行している。なかなか丈夫そうだ。こおろぎ橋のたもとには芭蕉の句碑が建てられていた。「漁火にかじかや波の下むせび」の句が刻まれている。
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