ノロウイルス感染症の流行
勤務先では先日から、ノロウイルスに家族が感染した社員が相次いだ。幸い社員本人が感染したケースはないが、社内に感染が広げないようにするには、どの程度を自宅待機にするのか迷うところだ。
昨日は、白山市の保育園で園児が集団でノロウイルスに感染したと地元テレビのニュースで言っていたし、県内でもノロウイルス感染症がじわりと流行し出しているようだ。
ノロウイルス感染症について調べてみると、ノロウイルスは主に経口感染によって感染するもので、感染すると吐き気、腹痛、嘔吐、下痢等の食中毒とよく似た症状になり、また感染経路としては、感染者の便や吐物などから感染する場合や、感染した食品取扱者が取り扱った食品を食べて感染する場合や、貝類等を生や十分加熱しないで食べて感染する場合等があり、12月から3月までの冬期間に感染数が多くなるようだ。
潜伏期間1~2日で症状が現れ、通常は1~2日症状が続いた後治るようだが、老人や乳幼児では長引いたり重篤化することもあるそうだ。
家族が感染した社員に対しては、病院で医者の診察を受けることと2日間ほど自宅待機をしてもらうことにし、とりあえず本人と合意の上で年次有給休暇を取得してもらうことになった。
法律的には、ノロウイルス感染症は「感染症法」の法律上の就業制限となる感染症ではないため、会社の都合で、社内への感染防止のために休業させた場合は、会社の責による休業とみなされ休業手当(平均賃金の6割)を支払う必要があるようだが、本人の希望で年次有給休暇を使用する分には問題なさそうだ。
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投稿: 永江聡 | 2012年11月20日 (火) 21時18分