報恩講
毎年11月27日はお手次寺から僧侶がやってきて、自宅の仏壇に正信偈をあげていく。報恩講は親鸞上人の祥月命日の前後に営まれる法要だが、それとは別に地元ではこの時期にお手次寺のお坊さんが檀家を回りお勤めをしていく。地区の世話役の人が僧侶を案内して、地区の各檀家の家を順に回り各家の仏壇でお経を上げていくのだ。今年も事前に我が家には朝の8時半頃に来ると言う案内があったので、お参りをしてから出社することにした。
仏間は寒いので、灯油ファンヒータを焚いて事前に部屋を少し暖めて、座布団も準備して、仏壇のろうそくや線香も準備して待っていると、時間よりも少し遅れて世話役さんが僧侶を案内してやってきた。仏間に案内すると挨拶もそこそこにすぐに正信偈のお勤めが始った。
妻と私は神妙な顔で僧侶の後ろに座り、世話役さんは少し離れて座っている。僧侶の唱える正信偈のお経も心なしか速いようだ。何軒も回る必要があるので1軒にあまり時間をかけられないのだろう。正信偈のあと御文を読み上げて終了だ。出入りで15分くらいだろうか。
普段は毎朝仏壇のろうそくと線香に火をつけてお参りするのが日課になっているが、なかなか本当のお坊さんにお参りしてもらう機会がないので、年1回のこの機会はありがたい。父母も喜んでいるだろう。
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