ヒヤリ・ハット
勤務先では労働災害ゼロを目指して活動しているが、残念ながら年間に軽微なものも含めて数件の労災事故が発生している。工場のリスクアセスメントを実施して想定される危険を洗い出して事前に災害の芽を摘む活動もしている。また1年ほど前からは、社員ひとりひとりに危険に対する意識を持ってもらおうと、仕事中にヒヤリとしたことやハッとしたことを1人年間数件報告してもらって対策をしていく活動も実施中だ。
安全活動の世界では「ハインリッヒの法則」と言うのがある。朝礼ネタやブログネタで言い古されているが、内容については科学的に正しいのかは知らないが、なるほどと納得してしまうものだ。「ハインリッヒの法則」とは、1件の重大事故が起きる裏には軽微な事故が29件発生しており、またその裏には事故には至らないがヒヤッとしたりハッとしたりする事が300件起きているというものだ。
勤務先で実施している「ヒヤリ・ハット報告」運動も、社員が職場でヒヤリ・ハットと感じた危険を事前に摘み取っていくことで危険の少ない職場が実現し、ひいては軽微な事故や重大事故も減らすことが出来ると言う考え方に従っているものだ。昨年は1人平均で2件くらいの報告があったようだが、少しずつ安全や危険に対する意識が高まってきているようだ。
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