国宝薬師寺展を見てきた
石川県立美術館で開催されている「国宝薬師寺展」を見てきた。先日前売りの特別価格で新聞販売店経由で2枚購入してあったので、いつ行こうかと考えたが、今日は午前中通院のため休暇を取ってあったので病院が終わり次第美術館に行くことにした。
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今回の薬師寺展のメインは国宝と謳っているくらいなので当然「国宝聖観音菩薩立像」と「国宝吉祥天女像」だが、四天王像と東塔の水煙も是非見てみたいものだ。
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美術館の薬師寺展コーナーに入ると早速「持国天像」と「多聞天像」が展示されていた。憤怒の表情で邪鬼を踏みつけている。この邪鬼の表情が愛嬌があると人気があるとか。
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最初の展示室に入ると「国宝聖観音菩薩立像」「十一面観音菩薩立像」「千手観音菩薩立像」などが展示されている。「国宝の聖観音菩薩立像」は腕以外は左右対称の姿で若々しく端正で凛とした姿はすがすがしささえ感じる。普段は絶対見られない後ろ側もぐるっと回って見られる展示になっている。
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別の展示室では東塔に安置されている4体の四天王像が展示されている。これも普段はなかなか見ることの出来ない後ろ姿も見ることができる。4体がそろって展示されるとなかなか存在感がある。
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東塔の相輪の一番上にある水煙の模造品が展示されていた。昭和の修理の時に作られた模造品とのことだ。以前私はこの水煙の天女の姿を年賀状の版画にしたことがあった。30年以上も前のことだが懐かしい。
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薬師寺は奈良の中でも好きな寺でこれまでにも何回も訪れている。昭和40年代からずっと、建立当初の伽藍の復興をしていて、行くたびに新しい伽藍が出来ている。下の写真は7~8年前に薬師寺に行ったときに購入した文鎮。白鳳伽藍復興のための桧材の余った部分で作った文鎮で中に重りの鉄棒が埋め込まれている。
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