立秋
8月3日に北陸も梅雨明け宣言がされて、ようやく梅雨が明けたというのに、8月7日はもう立秋だ。季節の上ではもう秋と言うふうに言われるが、これからが暑さの本番でまだまだ炎天が続く時期にはどうも実感がない。
24節気や72候はもともと農耕作業の目安とするためにつくられたものなので、実際の季節とよく合っているなと感じることが多いが、立冬、立春、立夏、立秋はどうも実際の季節とかけ離れているように感じてしまう。
インターネットで「立」の意味を調べてみると、立には「新しい季節が始まる」という意味があるようだ。例として立春、立夏、立秋、立冬とある。
そうだとすれば立秋とはまだ季節が十分に秋になっているわけではなく、秋という季節がこの日からスタートする日と考えれば良いようだ。季節は常にクロスオーバーしているわけで、立秋によって夏が終わり秋が始まるわけではなく、真夏の中で秋の芽がスタートし始めたと考えると納得しやすい。盛夏のなかに秋のスタートポイントがあるということだろう。
今はまだじりじりとした暑さばかりで秋の気配は全く感じられないようだ。
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