山茶始開(つばきはじめてひらく)
今年の立冬は11月7日だが、二十四節気ではこの日から11月21日までの期間を立冬と言い表す。平地の紅葉はこれからが見頃で秋がいよいよ深まり出す頃だが、暦の上では冬が始まったということだ。
七十ニ候では二十四節気を更に3つの候に分けて初候、次候、末候としそれぞれに季節を表す言葉が付けられているが、今は立冬の初候に当たり季節を表す言葉は「山茶始開(つばきはじめてひらく)」とされている。昔の人は椿も山茶花も山茶(つばき)と呼んだのだろうか。細かい差異は気にしなかったのかもしれない。でもこの言葉は実際の気候と良く合っているから面白い。我が家の庭の椿も山茶花もちょうど花開く時期にある。
紅椿(上)と山茶花(下)は蕾が赤く色づいて咲き始める気配を見せている。
« 菊の秋/2013 | トップページ | さつまいもの食べ較べ »
「花探訪」カテゴリの記事
- 蠟梅(ロウバイ)(2023.01.23)
- 荒俣峡の紅葉/2022(2022.11.22)
- コスモス畑再訪(2022.10.17)
- 秋の金沢富樫の薔薇園(2022.10.05)
- 梯川の彼岸花(2022.09.26)
コメント