父の書籍の整理
10月に父の17回忌の法事をしたときに、そろそろ父の書物の処分も考えないと行けないなあと思ったところだ。亡くなって16年経つが父の書斎だった部屋の本棚と書庫の本棚と縁側に置いた本棚の書物は当時のまま手つかずとなっている。書物は、哲学、宗教、民俗学、地方史、方言、教育、短歌、俳句等多方面に亘っていて、特に仏教関係の書物多く難解そうなものが多い。読めそうな本もあるが半分くらいは難しすぎて今後も絶対読まないと思われる本だ。
書籍は父が師範学校時代から亡くなるまでの間に購入したもので、ある意味父の読書生活のすべてを表していると言ってもいい訳で、当時のままの本棚を見るといまだに父が書斎の机の前に座っている様に思えてしまう。16年間も書籍を処分出来なかったのもそんな思いがあったからだが、そうは言ってもこれからもこのままにして置く訳にはいかない。誰も読まない本が2部屋占拠していると言うのも問題だし、せめて自分の代で処分をしてしまわないといけないだろう。
そこで、せめて父がどんな本を持っていたかを記録して置くために、書籍を処分をする前に蔵書の目録を作ることにした。本棚の一段毎の写真を撮ってパソコン上で写真を拡大して1冊ずつの背表紙に書かれた本の書名と著者・編者と出版社を読み取ってエクセル上に入力していく作業を10月以降進めていた。なんとか全部入力し終わって冊数を数えたら2500冊ほどあった。
11月中旬に古書業者をインターネットで探して書籍を処分したい旨を伝えると早速来てくれたので、大半を引き取って欲しいと言ったが結局古書として売れる物しか引き取っていかなかった。結局古書業者が引き取ったのは300~400冊程度でまだ2000冊以上残っている。文学全集などは売れるのかと思ったが全然売れないそうだ。
しょうがないので、今後自分が読むかもしれないものと絶対読まないだろうと思うものに仕分けして、絶対読まないものは廃品回収に出すしかないだろう。先日から要不要の仕分けをしているが、私も仕事を辞めて家にいるようになったしこれからは読書も少ししようと考えているが、1冊ずつ見ていると読めそうな本も結構あるので、処分する分が少なくなってしまうかもしれない。
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