春の気配さがし/2014
先週末からは最強最長寒波が襲来して留まっていて、日本各地では荒れた天気の寒い日が続いおり日本海側や山間部では大雪も伝えられている。幸い私の住んでいる石川県は寒いことは寒いが積雪は大したことがないので助かっている。例年ならドカ雪が来ている頃だが、寒波も石川県をうまく外しているようだ。
辺りの景色を見ても我が家の庭を見ても冬枯れの状態で寒々としているが、冬至も過ぎて1ヶ月近くになり、夕方の日没も遅くなったのか、一頃は真っ暗だった夕方5時頃でも薄明るくなってきたようだ。
今日は自宅の庭の春の気配を探してみた。遠くから見て鮮やかなのは山茶花の花くらいのものだが、庭木に近づいてよく見るとそれぞれの草木で少しずつ春の準備が進んでいるようだ。
毎年冬の山茶花の次に咲き出すのは紅梅だ。蕾は?と見るとまだ5ミリくらいで固いままだが色だけは赤くなって枝一杯に付いている。天気が穏やかなら2月上旬に、寒い日が続いても2月下旬には咲き出すだろう。我が家の庭で一番早く春の気配を感じられる花なので毎年開花を心待ちにしている。
シャコバサボテンが一輪花を咲かせた。簡易温室に入れてあるもので、昨年は蕾が膨らみ出した頃に寒波に襲われてしまい、花が咲き出したのは3月後半になってからだった。
水仙も蕾が大きくなってきている。毎年葉ばかり大きくなってなかなか花を咲かせなかったが昨年あたりから蕾が付くようになったようだ。
パンジーは12月の寒波の時にプランタを外に出していたら雪をかぶってしまい葉も花もかなり痛めつけられてので、今は玄関の庇の下に移動させてあるが最近ようやく寒波の影響のない花が咲くようになった。寒さに強いと言っても雪の下になるとだめなようだ。
まだ意識して探さないと春の気配は見つからないがそれでも少しずつ春が近づいているのだろう。昼が少しずつ長くなっていることを植物も感じているようだ。
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