地元の古墳群
最近古事記とか日本書紀などに興味をもって関連の書籍をいろいろと読んでいる。古事記や日本書紀に書かれている内容が荒唐無稽な神話の様に見えても実はその裏に現実に起こった事件などの史実が隠れているのだそうだ。古事記や日本書紀などには当時の政権に都合良く創作された神話などの説話や、史実を改竄したり年代を改竄したりしたものもあり、雄略天皇以前はかなり改竄された部分が多く史実についても諸説があるようだ。
古代史の研究者は年代のはっきりしている中国や韓国の歴史書等を参照したり、古墳発掘調査などの考古学からの情報を参照しながら古事記や日本書紀などを読み解いて古代の史実を確定しようとしているのだろう。
古墳時代は3世紀頃から7世紀くらいまで続き、奈良地方に天皇陵と思われる大規模な古墳が点在しているが天皇陵のため学術調査が出来ず不明な点が沢山あるようだ。
古墳と言えば地元の能美市には能美古墳群として60数基の古墳があり、史跡公園として整備されている。古代文化への興味もでてきたので昨日は地元の古墳を訪れてきた。古代の地方豪族の古墳だが、3世紀から7世紀にかけてこの地方にこれだけ勢力をもった豪族がいたというのも興味があるし、中央とどんな関係にあったのかも興味のあるところだ。
自分の先祖も昔古墳の造営や副葬品の製作などに関わっていたかもしれないと思うと出土品が身近に感じられてしまう。
« 彼岸の入り/墓参り | トップページ | 地元神社も春の準備 »
「日々の生活」カテゴリの記事
- 秋の夕焼け小焼け(2024.10.01)
- 萩とローゼルに秋の気配(2024.09.19)
- お米の品薄と新米(2024.08.25)
- お盆の墓参り(2024.08.12)
- 水彩画の絵画展への出品(2024.05.11)
コメント