水芭蕉とカタクリの群生地
桜を見るために小松市の山間部を車で走ると布橋町の水芭蕉の群生地の近くも通るので、毎年立ち寄って水芭蕉も見ている。山間部といっても標高50m程度なので平地とさほど変わらない場所で水芭蕉が群生するのは全国的にも珍しいらしい。
一時期イノシシに根を掘り起こされてかなり数が減ってしまっていたが、数年前から群生地の周囲に電流の流れた電線の柵が設置されてイノシシを撃退している。そのおかげで今年は株や花の数もかなり回復してきているようだ。
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水芭蕉を見た帰り道に、正蓮寺町地内の道路脇に、「カタクリ群生地見学用駐車場」と描かれた看板を見つけた。何かあるのかと車を止めて当たりを見回したが特に何も見当たらない。どうも200~300m離れた山の斜面にカタクリの群生地があるようだ。駐車場からは田んぼ道が山の斜面まで1本通じている。
ちょっと遠いのでどうしようかと迷ったが、一応どんな所か見ておこうと思い行ってみることにした。山の周囲には道路が通っているが、道路と斜面の間には鉄製のフェンスが設置されていて中に入ることが出来ない。道路から遠目に見るしかないが道路沿いの斜面数100メートルにわたって群生地が点在しているようだ。
高倍率のカメラを持ってきていなかったので、手持ちのカメラのズームを一杯に伸ばしたがこれくらい(下の写真)が限度だった。行った時期が少し遅かったのか、カタクリの花も終盤の様子だった。来年はもう少し早い時期にきてみよう。
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