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2015年6月 5日 (金)

郭公の夜鳴き

我が家の近くでは、毎年6月頃になるとカッコウーがやって来て鳴いている。カッコウと言う鳥はもっと山深い所に住んでいる印象があるが、実は5月下旬に大陸から飛来する渡り鳥で、比較的開けた耕地や草原などを好んで住んでいるようだ。

ここ5~6年は毎年やって来て、カッコーカッコーと連呼する声を聞いたが、だいたい鳴くのは日中だったのだが、今年のカッコーは夜中に鳴くので始末が悪い。今年は10日ほど前からカッコーの鳴き声が聞こえたので、今年もやって来たなと思っていたが、1週間前からは夜中に鳴き始め、連日鳴き続けている。

夜10時頃に鳴き始めて、朝起きてもまだ鳴いている。夜トイレに起きると必ず声が聞こえるので夜中中鳴いているようだ。良く通る大きな声で5秒に3回のペースで規則正しく連呼している。日中は周囲がうるさいのであまり気にならないが、夜は寝静まった頃に大きな声で鳴かれると遠くまで声がよく通り我が家でも良く聞こえる。午前中も鳴いているがカッコウはいつ眠るのだろうか。餌も採りにいかにければならないはずだが。

明るい時に鳴いている場所を調べて見たら、家から700mほど離れた隣の集落の神社の木立から聞こえるようだ。妻は夜うるさくて眠れず寝不足気味だとブツブツ言っている。我が家でも寝不足気味になるくらいだから、神社の近くの人はきっと寝不足になっているだろう。

ネットで調べて見ると、カッコウの「カッコウー」という鳴き声はオスだけで、メスは別の鳴き声だそうだ。オスが鳴くのは求愛と縄張りの主張のためで、通常は朝や日中に鳴くが、時々夜に鳴くのもいるそうだ。

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そういえば、夜中にセロ弾きのゴーシュのところにやって来た郭公が、朝までゴーシュのチェロに合わせて「カッコー」の練習をするという物語があったな。

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