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2015年6月29日 (月)

氷室饅頭/2015

県民ショーではないが石川県では6月末から7月1日にかけて氷室饅頭を贈ったり、買って食べたりする風習ある。
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元々は江戸時代に加賀藩の前田家が毎年7月1日(旧暦6月1日)に、冬の雪を保存していた氷室を開いて幕府に献上するときに、道中の無事を祈って神社に饅頭を供えたのが始まりと言われている。それが庶民の間にも無病息災を願う風習として広がって、今もその習慣が残っているということだ。能登の方はよく知らないが金沢以南の県内ではかなり一般的で、この時期になると地域の和菓子屋さんはこぞって店先に氷室饅頭を並べる。
スーパーでは1ヶ月ほど前から店頭に並んでいることもある。
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氷室饅頭は麦饅頭で色は白、赤、緑の3色だが、最近は5色とか8色の品揃えをする店もあり、餡もこしあんやつぶあんのものが売られていて、店によって形や味や色もさまざまだ。
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今日は地元のお菓子屋さんに行って氷室饅頭を買ってきた。店先には「氷室饅頭」の貼り紙もあり、今が一番売れている時期のようだ。饅頭は工場から持ってきたばかりで蒸かしたてなのか、ホカホカと暖かい。
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早速家に帰って2個食べたが、作りたての暖かい饅頭はおいしかった。これでこの夏も無病息災で乗り切れるかな。
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残りの饅頭は鮮度が落ちないように冷凍室で冷凍して、7月1日に解凍して食べことにした。凍らせて保存して解凍して食べるというのはまさに現代の氷室饅頭かもしれない。
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赤色の買ってきたのだが、写真を撮る前に食べてしまったので白と緑の饅頭の写真。
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