キツネノカミソリ・ナツズイセン
昨日、今日と雨が少し降ったので暑さは幾分か和らいだものの、気温の割に湿度が高いせいか蒸し暑い。今は二十四節気では大暑で、七十二候では土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)の候となっているので、まさに実感と合っている。梅雨は全国的に明けたようで、これからが暑さの本番で、暑さが和らぐのは今日までで明日からはまた30度超えの真夏日が続きそうだ。
これだけ連日暑いと、咲いている花を撮影するためにウォーキングに出掛けるのも億劫になってしまう。どこかに咲いている花はないかと調べていたら、近所の民家の庭のキツネノカミソリがそろそろ咲く頃だった。数日前にカメラを持って出掛けてみたが、まだつぼみの状態だったが、今日あらためて見に行くと数は少ないがちゃんと咲いていた。ナツズイセンもピンク色の花を咲かせていた。
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キツネノカミソリ(狐の剃刀)、ナツズイセン(夏水仙)もヒガンバナ(彼岸花・リコリス)の仲間で、以前はみんなひっくるめて彼岸花と思っていたが、それぞれ別の名前があるのを知った。いずれも春に芽を出して葉が出るが、花が咲く頃には葉は枯れてしまうので、地面から直接花茎が伸びて花が咲いているいるように見える。