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2015年7月 7日 (火)

蒲(ガマ)の自生地?

我が家の前の田んぼは今年は稲を作っていない。休耕田というのか耕作放棄地というのか分からないが、稲作をしていないので雑草が生え放題の荒地になっている。雑草の中にひときわ背の高い草があり人の背丈ほどに伸びていて先端に茶色の穂が付いている。茶褐色の穂が特徴的なのでこの草は蒲(ガマ)だとすぐ分かった。去年までは稲作をしていたので、1年耕作をしなかっただけでこれだけの雑草地になってしまうのは驚きだ。
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ガマは穂先が茶褐色のキリタンポのような形をしている。形がおもしろいので生け花の材料としても使われるようだ。ガマの穂といえば因幡の白ウサギの話で毛をむしられたウサギが穂綿にくるまったとされるが、この穂先をほぐすと綿状になり穂綿と呼ばれるようだ。
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この田んぼは以前にも耕作されなかった時期があり、4年ほど休耕田になった後に耕作が再開されて4年ほど稲が植えられていたが、またまた休耕田となったようだ。前回の時も蒲が生え放題になっていて、生け花用に切り取っていく人もいたくらいだ。

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田んぼは稲作がされていると環境保全の働きもあるのだが、人の手が入らなくなると途端に荒れて沼地のようになってしまい、雑草や害虫も発生する。この田んぼがこれからも荒れ地のままになっていくのか、それとも埋め立ててアパートが建てられるのか、いずれにしても気になるところだ。



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コメント

いちろさん、こんばんは。

ガマの自生を見ながら懐かしく思い返していました。私の子供の頃、もう半世紀ほど前になりますが近くの沼地にガマが自生していました。

穂先が変わっているので、時々抜いて来て、仲間同士で頭をポンポンと叩いたりして遊んでいました。

田んぼは人が手を掛けないとすぐに荒れてしまいますね。人の住む場所の農地が荒れていくのは寂しい気がします。 また誰かが手をかけてくれて緑の畑になってくれたらいいなと思います。

omoromachi さん  こんばんは

ガマは穂先の形が面白いのと、因幡の白ウサギの話に出てくるのでなんとなく親しみのある植物ですね。

家の前の田んぼは雑草で荒れていますが、ガマは穂が愛嬌があるので、見ていても気持ちが和みます。

田んぼや里山などは人手が入ることで、上手に自然と付き合ってきたところがありますが、最近は田畑の耕作放棄や里山の荒れなども増えているようですね。担い手の高齢化などが背景にあるのでしょうが、少し寂しいですね。

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