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2015年8月19日 (水)

トノサマガエル

数日前、鉢植えや庭の木に水やりをしていたら、おおきなカエルがいるのに気がついた。何かを狙っているのかじっとしていて動かない。急いで家からカメラを持ち出してきたが、同じ場所で動かずにいる。どうもトノサマガエルのようだ。

最初はうしろから撮っていたが、そっと前の方に回り込んで撮ったが、堂々としていて動じる気配もない。でも、もう少し近づいて撮ろうとした途端にピョンピョンと跳ねて草むらに逃げていった。
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トノサマガエルはアマガエルより何倍も大きいカエルだ。我が家の庭にはアマガエルがたくさん生息していて庭を歩くとあっちこっちでピョンピョンと跳ねるが、トノサマガエルは最近ほとんど見ることがない。子供の頃は庭先や近くの川や池にもたくさんいたのだが数が減っているのだろうか。

ネットで調べてみると、都市化や圃場整備などで水田環境が変化していて、これによって近年はカエル全体の数が激減しているようだ。トノサマガエルも生息数が全国的に減少していて、2004年には、レッドリストの準絶滅危惧種にも指定されている。トノサマガエルによく似たダルマカエルというのもいるそうでよく間違えられるようだが、こちらも絶滅危惧種に指定されているようなので、いずれのカエルであっても、そんな希少種が我が家の庭に現れたということのようだ。

カエルはコウモリのように家に入り込まないので、庭に生息していても嫌ではない。このトノサマガエルも庭に住み着いて時々顔を見せてくれると楽しいのだが。

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庭いじり」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様です

このカエルはたぶん、基礎に寄ってくるありとかを待っているのではないでしょうか
いい顔していますね

スイカを作ったら、花に虫が寄ってくるのでカエルが寄ってきて待ち伏せしていました

ダルマカエルのほうがトノサマよりもめづらしいと思いますが、両方とも最近は見かけなくなりました

苗の育成方法が変わったとか、農薬が原因ではないかと思います
昔は苗の作り場に産卵が見かけられましたね

この前駐車場の壁のしたのほうに、蝙蝠が張り付いていた
捕まえようと網をかぶせたら、すでに死んでいた
蝙蝠がいるということは、またどこかに住み着いたのかもしれない
蝙蝠やカラスの自然はいらないな~

uegahara さん  こんばんは

このカエルはなかなか堂々としていて風格すら感じてしまいます。しっかりとエサを採っているいるのか腰のあたりがどっしりとしていて面構えもいいですね。

ダルマガエルのうちのナゴヤダルマガエルは絶滅危惧種で、トノサマガエルは準絶滅危惧種ということなので、ダルマガエルの方が数は少なそうです。
数が少なくなったのは産卵環境やオタマジャクシの生息環境が少なくなってきているのも原因の一つのようです。田んぼの宅地化や休耕田や耕作放棄地も原因のひとつかも。

カラスやコウモリやネズミやムカデは、いくら自然といっても辞退したい類ですね。

コウモリは駆除の時に殺してはいけないというのを知っていましたか。鳥獣保護法に違反するそうです。殺処分はネズミはよいのにコウモリはダメみたいですね。

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