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2015年9月

2015年9月30日 (水)

朝顔の芋虫/エビガラスズメの幼虫

7~8月の頃は、朝顔のグリーンカーテンには芋虫が数匹住んでいて、葉を食べてはフンを地面に落としていた。でもその頃は朝顔の葉が繁っているので、芋虫そのものを見ることはあまりなかった。葉がかじられているのとフンが落ちているので数匹いるなと分かるくらいだった。
9月に入ると朝顔も葉が枯れ始めて咲く花の数も少なくなり、グリーンカーテンも透けて見えるようになってくると、これまで葉の下に隠れていた芋虫が見つかるようになってきた。数えると全部で5匹いるようだ。以前のものとは別の個体だろう。

みどり色のものが2匹と茶色のものが3匹いる。一日中緑色の葉をむしゃむしゃと食べていて、近くに新鮮な葉がなくなると別の場所に移動している。葉を食べるスピードはかなりのものなので一日に食べる量もかなり多そうだ。毛虫ではないし、見ていてもそれほど気持ち悪いわけでもないので、毎日今日はどこにいるかなと探すのを楽しんでいた。茶色のはちょっと気持ち悪いがみどり色の方は愛嬌があるように見える。

この芋虫は蝶々の幼虫だろうと妻と話していたが、ネット検索で調べてみると、どうも蝶々ではなくて「エビガラスズメ」という蛾の幼虫のようだ。蝶のアゲハの幼虫に似ていたが、体長も7センチ以上ありアゲハの幼虫ではないようだ。

蛾の幼虫だと分かった途端、それまで持っていた親近感がどこかへ行ってしまってちょっとがっかりしてしまった。
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更にネットで調べていると、みどり色の幼虫も茶色の幼虫もどちらも「エビガラスズメ」の幼虫のようで、環境や成長段階などで大きく変異したりするようだ。

みどり色の幼虫は2匹とも昨日から姿が見えない。体長も大きくなっていたので最終齢だったものがサナギになったのだろう。スズメガのサナギは土に潜って越冬するというのでプランタの土の中に潜ってしまったようだ。




2015年9月28日 (月)

ベニアオイ(ローゼル)が咲き出した

昨年種を採取して、今年春に種を蒔いたベニアオイがようやく花を咲かせ始めた。8月までは成長が遅くて草丈も40センチくらいしか伸びず今年はダメかなと思っていたが、9月に入ると草丈も急に伸び始めて、今では私の背丈ほどに成長してきた。

ベニアオイは、赤い萼が葉の付け根の茎のところに出来て、だんだん大きく生ってきてやがて中から白い花びらが出て花を咲かせる。花は一日花で花びらは薄く黄色がかった白色で中心が赤くなっている。ムクゲやオクラやタチアオイなどの花によく似ている。近縁種なのかもしれない。
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花が終わると、赤い萼がそのまま茎に残り中に種が出来る。赤い萼の付いた茎は葉を落として観賞用として生け花の材料にもなる。萼の鮮やかな赤色は濃淡もあり見ていて本当にきれいだ。
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2015年9月27日 (日)

中秋の名月/2015

今日は夕方会合があって出席した帰りに、夜空が明るいので駐車場で空を見上げて見ると、満月が煌々と輝いていた。そうか、今夜は十五夜で中秋の満月だったなと思い出した。雲はあるが月にかかるほどでもなく、きれいな月見日和だ。

家に帰ってベランダに出てみると、角度的にもよく見えるので三脚とカメラをペランダに持ち出して中秋の名月をカメラで狙ってみた。これまでも何度か月を撮ったことがあるがカメラの設定が難しくてうまく撮れたり撮れなかったりだった。

今回は、フォーカスはAFを切ってマニュアルで無限大に設定し、撮影モードを絞り優先モードにして絞りを変化させて見て、ISOは手動でいくつか切り替えてみた。

結果は、月をズームしたときはうまく写るが、少し引いて雲も一緒に写そうとするとピンボケになってしまう。高倍率のコンパクトカメラなのでこのくらいが限界なのかなあ。
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最初は雲がなくて月もきれいに輝いていたが、次第に薄雲が出始めて月がクリヤーに見えなくなってきた。それでもズームにすると月はやや不鮮明になったがウサギの模様は写っている。
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今年の中秋の名月は9月27日だが、江戸時代以前に太陰暦を使っていた頃は満月は15日と決まっていた。月の満ち欠けを基準に暦を作っていたので当然なのだが、今は太陽暦なので日付と月の満ち欠けは関係なくなってしまった。1ヶ月に2回満月があることもあり、2回目の満月はブルームーンと言われる。

ちなみに今年は9月28日は月が地球に最接近する日の満月でスーパームーンといい、いつもより月が大きく見え30%明るく見えるそうだ。

2015年9月25日 (金)

高原のコスモス/2015

最近は平地でも早い時期からコスモスが咲いているのをよく見かける。以前は平地のコスモスと言えば道路沿いに植えてあるぐらいで、花の咲く時期も9月後半以降に決まっていたが、最近は休耕田や公園などにも植えられているが、何故かそんな場所のコスモスは早く咲き始めるようで、早いものでは7月頃にもう咲いている。種を蒔く時期が早いのか肥料分が十分にあって成長が早いのかどちらかだろう。

でもコスモスは漢字では秋桜と書くくらいで秋の花の印象が強いし、真夏に咲くよりは秋風にそよいで咲いていた方がきれいだ。そんなわけで今年も秋の大倉岳高原のコスモスを見に行ってきた。

大倉岳高原には毎年コスモスを見に来ているが、例年今の時期は花が終わって枯れたものも目立つのだが、今年は8月後半からの雨天続きで花が遅れているのか、枯れた花も少なくてちょうど咲き始めの感じだった。

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冬にはスキー場となるゲレンデの一部にコスモスが植えてあるので、遠くから見ると花がまばらにしか咲いていないように見えるが、コスモス畑の中に入ると花の数もたくさんある。天気もよくて青空もあり、高原の風は暑くもなく寒くもなくて気持ちよい。平地ではまだ見ない赤とんぼもたくさん飛び交っていた。
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キバナコスモスも、黄色とオレンジ色の花を咲かせていた。

2015年9月22日 (火)

ナイトズー/いしかわ動物園

市内にある施設でまだ行ったことがなくて、一度行ってみたいと思っていたのが「いしかわ動物園」だが、いつでも行けるので逆になかなか行けなかった。

昨日の敬老の日に夕方食事をしていると、テレビで「いしかわ動物園」が65歳以上は無料だったと言っていた。無料なら行けば良かったなと妻と話をしていたら、テレビが引き続いて夜間もナイトズーで9時まで開園していると言っていた。それなら行ってみよかと夕食の後片付けもそこそこに車で出掛けることにした。

家から15分も掛からずに到着したが、そんなに混んでいないだろうと思ったのは大間違いで、駐車場が満杯で駐車場に入る車で大渋滞だ。結局第9駐車場まで回されてようやく車を止めることが出来た。敬老の日などで高齢者が多いのかと思ったが、子供連れの若い家族が圧倒的に多い。

動物園への入園は、入り口で免許証を提示して年齢確認するだけでOKだった。
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シロテナガザルの母子。母親のおなかに赤ちゃんがしがみついている。
レッサーパンダは2足歩行を見せてくれず寝転んでいる。
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トラとライオン。両方とも風格がある。
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豹は見学通路の上の透明な天井の上に寝そべっている。頭のすぐ上に豹の足や尻尾が見える。カピバラの家族が温泉につかって気持ちよさそうな顔をしている。
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アフリカの草原エリアではキリンとシマウマとカンムリヅルが屋外展示されていた。キリンは9月17日に赤ちゃんが生まれたばかりで、外に出ていたのは父親だけのようだ。
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ゾウは金沢サニーランド時代からいるアジアゾウで名前はサニーという。カメはゾウガメがケヅメリクガメかどちらかだがよく分からない。
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チンパンジーは何頭かいたが、親子3頭の家族がいる。父親の名前はイチローで48歳。人間にすると80歳になるそうで国内3番目の高齢チンパンジーだそうだ。
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オランウータンはブランコに乗って遊んでいたが、突然ブランコを降りて、仕切りのガラスにくっついて人間を見ている。ガラスに顔を付けて見ていた子供たちは大喜びだ。ガラス1枚隔てて目の前にオランウータンがいるのだから。それにしてもオランウータンの顔のデカイこと。
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大急ぎで動物園を一周して見て回ったが、久しぶりの動物園はなかなかおもしろかった。最近の動物園は行動展示がされていて、動物の自然な行動を見ることが出来るように展示方法がいろいろと工夫されているようだ。

帰りの混雑を避けて早めに動物園を出て帰路についた。

2015年9月20日 (日)

七つ滝

私の住んでいる市は10年前に近隣の3つの町が合併して出来た市なので、元々住んでいた町だった地域についてはそれなりに知っているが、別の町だった地域についてはあまり知らない。市制になってからは、広報やインターネットなどで市内の施設や景勝地などの紹介がされていたりして、市内にはまだ行ったことがない所がいくつもある事を知った。

その中の一つに「七つ滝」という場所があり、なかなか迫力のある滝の姿が見られるというので見に行ってきた。滝は能美市の長滝町地内にあり、300mほどの範囲に6つの滝があり、山の中の谷をしぶきを上げて流れ下っている。
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川沿いに遊歩道が整備されていて、一番下にある駐車場に車を止めて遊歩道を上っていくと最初の滝が見え「六の瀑」と書かれた案内板があった。遊歩道は滝に沿って上るのでかなりの急傾斜の所もある。全体の落差は50mくらいあるようだ。その後「五の漠」「四の漠」と続き最後が「一の瀑」になった。

六の瀑              
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五の瀑
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四の瀑             
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三の瀑
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二の瀑                 
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一の瀑
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一の瀑の上流にも遊歩道が続いているので、進んでみるとこんもりとした木立から抜け出して平らな所に出てきた。目の前には北陸先端科学技術大学院大学の建物群が並んでいた。こんな所に出るのかとちょっとびっくりした。鬱蒼とした里山の滝の自然を満喫していたら、その上流に近代的な大学の建物があって、なにか肩すかしを食らった感じだった。

もっとも元々滝が山の中にあって、20年ほど前に上流の里山を切り開いて大学が誘致されたのでこういうこともあるのだろう。

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その後元の駐車場まで降りてきたが、七つ滝というのに七の瀑が見当たらない。案内板を見ていたら、「七の爆」は駐車場から500mほど下流の集落の出口あたりにあると書いてあった。帰り際に立ち寄ってみると、河川改修で人工の堰堤となっていた。

七の瀑
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地元に住んでいると行っても、地元の事とは案外と知らないものだ。

2015年9月18日 (金)

稲刈りとサギ

自転車でたんぼ道を走っていたら面白い光景に出くわした。田んぼはコンバインが入って稲刈りの最中なのだが、15羽くらいのサギがコンバインの後をついて歩いている。白色の白サギもいればグレーのアオサギもいて入り乱れてエサを捕っている。

道を挟んだ反対側の田んぼでもコンバインで稲刈りをしているのだが、何故かそちらの方は一羽のサギもいない。何が違うのかよく分からないが、エサがある場所とない場所の違いかもしれない。ネットで調べてみるとサギは主に小魚や両性類を捕食するということなので、稲刈り後の田んぼのカエルなどを狙っているようだ。落ち穂の米を狙っているのかと思ったが肉食のようだ。

しばらく様子を見ていたがなんとなくユーモラスな光景だ。トラックターが前へ進むとトラックターの後ろに群がっているが、田んぼの端でトラックターが向きを逆に変えてもそのまま進路の前の方に居座っている。邪魔になるので運転手がトラックターの上に立って大きく手を広げて追い払うと、そのときだけ飛び上がるが、すぐに少し位置をずらして舞い降りてくる。
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追い払うと少し飛び上がるが、また舞い降りてきている。
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白サギはコロニーを作って集団で生活しているようで、木場潟にも何カ所か白鷺のコロニーが人の近づきにくい葦原の木にあって、何羽もの白サギが止まっていた。
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2015年9月16日 (水)

彼岸花/2015

早いもので、町内の秋祭りも終わりもう9月も中旬になっている。太陽の日差しもすっかりと柔らかくなって、自転車に乗っていても暑くもなく風が気持ちよい。もう一週間もすればお彼岸だ。

お彼岸といえばそろそろ彼岸花が咲く頃だが、一昨年と去年は小松市の方に彼岸花を探しに行って、梯川の河岸や土手にあった彼岸花を撮ってきたが、今年は地元の彼岸花を探してみることにして自転車で家を出た。

去年は山間の道路沿いや河の土手ににあったので、今回も山裾の道を行くと道路の縁に10mくらいの間に群生していたが、花はまばらでまだつぼみのものが多い。次に古墳公園に行ってみるとかなりの広い範囲に群生しているのを見つけた。花が咲いているのが3分の1、花が終わったものが3分の1、残りはこれからの様子だった。
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赤い花に混じって白い色の彼岸花もある。
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彼岸花は多年草なので毎年同じ場所で花を咲かせる。冬に地表部分が全部枯れるのかと思っていたら、冬は葉が茂ったまま冬越をして夏に葉が枯れて休眠状態になり秋に急速に茎を伸ばして花を咲かせるのだそうだ。そのため花が咲いた時点では葉はなく「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」という別名もあるようだ。

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別名の多い花で、曼珠沙華、リコリスなどのほかにも地獄花や死人花などあまり縁起の良くない名前も付いている。ちなみに根には毒がある。



2015年9月14日 (月)

神社の秋祭り

9月の12日と13日は地元神社の秋祭りだった。毎年恒例のお祭りで、町内の氏子さんたちが、お参りをしたりお祓いを受けたり志納金を納めたりするため三々五々訪れて拝殿で手を合わせてお参りしていく。

秋祭りは本来秋の収穫を感謝する祭りで、地元の神社でも新米を御神饌米と書かれた袋に入れて神社に納める習わしがあるが、実際に米を作っている農家は少なくなっているので、今は大半の家ではお米の替わりにお金を袋に入れて納めている。

お祭りは12日の午後からなので、午前中は町内の神社担当が総出でお祭りの準備を行った。幕を張ったり提灯やぼんぼりを取り付けたり、それなりに作業量はある。前日までは時々雨の降る天候だったが、この日は久しぶりの秋晴れで、準備も順調に進んだ。
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天気が良いせいか、まだ準備中の午前中から参拝の人が来始めた。
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夕方には13日に町内を回る6基の子供神輿と子供たちも神社に集結して神主からお祓いを受けた。
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13日はお神輿が町内全域を巡行することになる。早朝から神渡しの神事が行われ、宮司によって神社の神様がお神輿に移された。この神事の直前に急に強い雨が降り始めたのでどうなることかと思われたが、小降りになるのを待って無事神渡し神事が終了した。
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神様の入ったお神輿が神社の鳥居をくぐって、いよいよい町内巡行に出発だ。午前中は小雨が降ったりとはっきりしない天気だったが、午後には晴れ間ものぞき天気も回復してきた。
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私は午前中は社務所内で受け付けなどをしていて、午後からはお神輿に付いて町内を廻る当番だったが、5時間ほど立ちっぱなしなので足が棒の様になってしまい、とにかく疲れた。でも天気が回復してきて雨に降られることもなかったのでよかった。
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6時半頃ようやくお神輿が神社に戻り、神様をお神輿から神社に移す神渡しの神事が再度行われて、お神輿巡行も無事終了した。
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地域のお祭りは、町起こしや町内活性化にも役立っていると思うが、町内に家を建てて町外から移住してきた人達のお祭りに対する関心は髙い一方で、最近増えているアパート住まいの人達の無関心があり、町全体で盛り上がるというのはなかなか難しい。

2015年9月12日 (土)

ケイトウ(鶏頭)

長雨の間のわずかな合間にウォーキングをしていると、目にする草花もすっかりと秋の様子だ。ウォーキングの道沿いの畑に、いろんな種類のケイトウが植えられていた。色も形もざまで、暑い夏を乗りきってほっとしたように咲いている。

ケイトウは7月頃から咲き出すが、花の期間がかなり長めで秋が深まっても咲いている。形が鶏のトサカに似ているところから鶏頭と名付けられたようだ。でも形もいろいろで鶏のトサカそっくりなものもあれば、脳みそのヒダの様に見えるものもあるし、円錐状の形のものもある。

春に買ってきた鉢植えのケイトウは、円錐状の形で5色が植えられたものだったが、もう枯れてしまった。園芸種はきれいだけれど弱いのだろう。その点地植えのケイトウはトサカの部分が巨大になったものもあり見るからに丈夫そうな花だ。
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田んぼの稲も穂を垂れて稲刈り待ちのようすだ。
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道ばたのススキも白い穂を出し始めたようだ。
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地元の神社も今日から秋祭りで、明日はお神輿が町内を練って歩き私も午後付いて歩かなければならないが、天気が崩れるとの予報もあり雨が心配だ。

2015年9月10日 (木)

台風災害

今日は朝からテレビが、台風18号・17号の影響で大雨となって茨城県の常総市で鬼怒川の堤防が決壊して濁流が住宅地に流れ込んでいると伝えている。救助待ちの人が多数発生していて、屋根の上に避難した人をヘリコプターで救助する様子が繰り返しテレビで映し出されている。水に流された人がヘリコプターに救助されたのを見てほっとしたところだが、まだ要救助の人は多いはずだ。

今回の堤防決壊は、台風の影響で関東地方に帯状の雨雲が長時間停滞して鬼怒川上流に大量の雨を降らせたのが原因のようだが、この雲が東北地方に移動しつつあるようで、今後移動先でも大量の雨による被害が出ないか心配な限りだ。

今度の台風18号は雨に注意と言われていて、知多半島に上陸後は石川県への直撃コースというので警戒していたのだが、台風の中心が通過している時間になっても雨はほとんど降らず、青空や太陽まで出ていたのでちょっと拍子抜けだったのだが、雨は台風から遠く離れた東海地方から関東地方にかけ大量に降り被害が出たようだ。

最近の災害は酷暑や大雨や竜巻や土砂崩れなどでも、何十年に1回と言われるものが多すぎるような気がする。日本列島が熱帯化しつつあって本当に想定外の異常気象が起こりやすくなっているだろうか。それとも、社会インフラを作る際の想定の設定が低すぎるので想定外による被害が多発しているのだろうか。

いずれにしても、今回の台風被害については最小限で収まって欲しいものだ。

2015年9月 8日 (火)

紫陽花の狂い咲き

8月の後半からそれまでの酷暑が一転して、冷夏と思われるような気温と前線による長雨が続いたせいか、紫陽花が1つ狂い咲きで咲き始めた。秋雨前線による長雨を梅雨と間違えたのか分からないが、1つだけ花を咲かせている。

初夏から梅雨にかけてひとしきり花を咲かせた後、枯れた花や伸びすぎた枝を剪定したので今年の紫陽花は終わったはずだったのだが、少し前から花芽が出始めてとうとう花が咲き出した。花の大きさや小さいし小花の数は少ないがちゃんとした紫陽花だ。

この紫陽花の株を挟むように朝顔のプランタをおいて、真夏の間は毎日欠かさず水やりをしていたので、紫陽花の株にも水分が十分に行き渡っていたようだ。その後の長雨もあり紫陽花の体内メカニズムが梅雨と誤って認識したのかもしれない。

数日前の紫陽花
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今日の紫陽花は小花も全部咲いたようで小さいながら紫陽花そのものだ。たくさんの朝顔と紫陽花の揃い咲きだ。
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紫陽花の写真を撮っていたら、薄茶色の蝶(蛾?)がひらひらと飛んでいて朝顔や紫陽花に止まっている。種類は分からないが、先日朝顔の葉についていた幼虫が羽化したものかもしれない。
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2015年9月 6日 (日)

神社の境内清掃/2015秋祭り

早いもので来週はもう地元の神社の秋祭りだ。今日は1週間前ということで、朝から各町内の神社担当と今年の祭りの当番町の人が総出で神社の境内の清掃を行った。総勢40名ほどが神社境内の草むしりや落ち葉集めに汗を流した。

天気予報では午前から一日中雨の予報だったが、8時半の作業開始時はまだ曇り空でカッパを着ずに作業し始めたが、途中から降り始め、最後はとうとう本降りになってしまった。途中で雨具を着るのも面倒くさいのでそのまま作業を続けたが、雨と汗でびっしょりと濡れてしまった。
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秋祭りの準備は祭りの直前に行うが、御神輿や提灯やぼんぼりなどの下準備もしておく必要がある。秋祭りにはぼんぼりにはモミジの造花を付けるので数のチェックも必要だ。折れて使えないのもあるので100均で買ってきて補充したようだ。
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来週の土日は、準備の飾り付けをしたり神社の受付をしたりお神輿に随行したりで、忙しい2日間になりそうだ。

2015年9月 4日 (金)

白萩が咲き出した

あの暑かった夏は何だったのかと思うほど、最近は涼しくなって雨模様の日が続く。この10日間くらいは雨が降らない日がないほどで、おかげでプランタや鉢植えの水やりは少し楽になっている。

季節はもう処暑の末候で「禾乃登(こくものすなわちみのる)」候とされていて、稲が実り穂を垂らす頃とされている。近くの田んぼを見ると稲はすっかり穂を垂れているのに、あまり稲刈りが進んでいないようだ。雨天続きで稲刈りのタイミングが難しいのかもしれない。:兼業農家が多いので、土日に晴れないと稲刈りが出来ないのかもしれない。
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秋雨前線による雨天続きで、辺りはすっかり秋めいてきたが、我が家の庭でも秋の花の白萩が花を咲かせ始めた。今日の新聞には加賀市の萩の寺といわれている実性院の萩が咲き出した記事が載っていたが、だいたい同じ頃に咲き出すようだ。

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白萩は正しくは白花萩(シロバナハギ)というそうだ。我が家の白萩は毎年花が終わると根っこを残して刈り取ってしまうのだが、春になると新芽が出て夏の終わりまでに2mくらいに枝を伸ばして枝沿いに白い花をつける。花は風でゆらゆらと揺れ動くので写真を撮るのは大変だ。
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木場潟の赤色の萩は8月上旬から咲いていたが、種類によって咲く時期がずいぶんと違うようだ。

2015年9月 1日 (火)

家庭用花火

妻が、レンタルDVDの店で貰っていた抽選券でクジを引いたら花火セットが当たったといって、家庭用の手持ち花火が入った花火セットを持ち帰ってきた。子供が小さいときは夏に1~2度は家庭用の花火をしたものだが、最近は長らく花火などしたことがない。

妻にいつ花火する?と聞いても、妻もそれほど乗り気ではないようで生返事が帰ってくる。確かに高齢者2人で暗くなってからひっそりと花火をしていてもそれほど楽しいとも思えない。翌日妻は向かいのアパートの若い夫婦に花火セットいらない?と聞いてみたようだが、変なおばさんと思われたのか、子供がまだ小さすぎるからとやんわりと断られたようだ。

そこで、ゴミに出すのももったいないし危ないので、花火セットを使い切るために、妻と2人で夕方暗くなってから花火をすることにした。家の横の空き地に花火セットと水を入れたバケツとライターとろうそくを持ち込んで、あたりが暗くなってきた頃花火に点火だ。

花火は手持ちのタイプばかりで8種類くらいあり、1種類に5~10本くらいある。次々と点火して燃えていく花火の炎をみているとしんみりと昔のことを思い出す。はしゃぐような楽しさはないが、ゆく夏を惜しむ風情があって夏の終わりの花火もよいものだ。
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ほんの数分火花を飛ばして明るく輝くが、やがて燃え尽きてぽとりと落ちてしまう花火を見ていて、芥川賞の「花火」も若手芸人が売れようと命の火花を散らし、やがて消えていく悲哀を描こうとしているのだなと感じた。

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ささやかな花火大会の締めはやっぱり線香花火だろう。華やかさはないが、点火してしばらくすると火玉が大きくなり、やがてパチパチと火花を散らし始める。ひとしきり火花を散らすと火花の数は少なく時々しか火花がでなくなり、やがて火の玉がぽつりと下に落ちて辺りが急に暗くなる。
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最後は燃えかすを水の入ったバケツに入れて、念のため周囲に少し水を撒いておしまいだ。終わってみれば結構楽しんでいたようだ。

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