彼岸花/2015
早いもので、町内の秋祭りも終わりもう9月も中旬になっている。太陽の日差しもすっかりと柔らかくなって、自転車に乗っていても暑くもなく風が気持ちよい。もう一週間もすればお彼岸だ。
お彼岸といえばそろそろ彼岸花が咲く頃だが、一昨年と去年は小松市の方に彼岸花を探しに行って、梯川の河岸や土手にあった彼岸花を撮ってきたが、今年は地元の彼岸花を探してみることにして自転車で家を出た。
去年は山間の道路沿いや河の土手ににあったので、今回も山裾の道を行くと道路の縁に10mくらいの間に群生していたが、花はまばらでまだつぼみのものが多い。次に古墳公園に行ってみるとかなりの広い範囲に群生しているのを見つけた。花が咲いているのが3分の1、花が終わったものが3分の1、残りはこれからの様子だった。
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彼岸花は多年草なので毎年同じ場所で花を咲かせる。冬に地表部分が全部枯れるのかと思っていたら、冬は葉が茂ったまま冬越をして夏に葉が枯れて休眠状態になり秋に急速に茎を伸ばして花を咲かせるのだそうだ。そのため花が咲いた時点では葉はなく「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」という別名もあるようだ。
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別名の多い花で、曼珠沙華、リコリスなどのほかにも地獄花や死人花などあまり縁起の良くない名前も付いている。ちなみに根には毒がある。
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