赤とんぼ
今年は季節の進み方が例年よりも早いのか、平地でも赤とんぼの姿を見るようになった。2週間前大倉岳高原へコスモスを見に行った際には、風に揺れるコスモスの上をたくさんの赤とんぼがスイスイと飛んでいたが、徐々に平地に降りてきたのか最近は自宅の庭でもよく飛んでいる。
赤トンボは梅雨の頃に平地で羽化し、その後1000mを超える高い山に向かって移動し真夏を山で過ごした後、9月中旬頃に山から里の方に降りてきて、平地では繁殖をして子孫を残すのだそうだ。
赤とんぼを写真に撮る時に、飛んでいるところを撮るのは無理なので、どこかに止まってくれないかと目で追い続けていてもなかなか止まってくれない。気温が高い時はほとんど止まる事なく飛び続けているが、気温が下がってくると体を温めるためか棒の先や塀の上などに止まって日向ぼっこをしている。物に止まってくれるとシャッターチャンスになる。
_
こちらは繁殖最中。オスとメスがつながって水たまりに産卵している
_
_
昔は赤とんぼ乱舞するように見えるくらい数が多かったが、最近はやはり数が減っているようだ。カエルの減少と同じように、圃場整備などで田んぼの環境が変化していて繁殖に必要な環境が少なくなっていることが原因ではないかと言われているようだ。
« 金沢市富樫の薔薇園/2015秋 | トップページ | 朝顔の種採取/2015 »
「日々の生活」カテゴリの記事
- 町内の老人会の行事(2025.06.11)
- 野鳥の望遠撮影(2025.04.15)
- トレインパーク白山を見学してきた(2025.03.26)
- 新車検討(2025.03.07)
- 立春寒波到来(2025.02.10)
コメント