桜の狂い咲き?/二季咲き?
今日も天気が良いので健康のため木場潟公園へウォーキングに出掛けた。
周回路のケヤキや桜は紅葉が進んでいてかなり赤くなってきている。千本桜園のソメイヨシノのトンネルも紅葉のトンネルになりつつある。
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北園地から出発して周回路を一周して北園地に戻る途中、道端の桜が花を付けているのに気付いた。木場潟に流れ込む川に架かった橋のたもとにある桜だが、確か春にも咲いていたのを撮影した記憶がある。ソメイヨシノよりも10日ほど早い3月中に咲いていたのでよく覚えている。
最近は暖かい日が続いたので狂い咲きしたのかと思いながら数枚写真を撮ったが、狂い咲きとは思えないくらいきれいに咲いているし花の数も多い。
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おかしな事もあるなと思いながら北園地に戻ってくると、ここでも3本ほどの桜の木が花を咲かせていた。これも狂い咲きなのかなと思いながら花を見ると先ほどと同じように、花びらが10枚ほどあり色はピンクがかっている。どうも4本とも同じ品種のようで、葉は紅葉しているのに花が咲いている。
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家に帰ってネットでどんな品種なのか調べてみると、「アーコレード」というイギリス生まれの品種に似ているような気がする。花は大輪で花びらは10~15枚の半八重で、花色もやや濃い目とあり、ネットの写真もよく似ている。更に二季咲きとある。イギリスでは春しか咲かないが日本では春と秋に咲くようだ。
イギリス生まれと言っても、日本のベニヤマザクラとコヒガンザクラを掛け合わせたものなのでルーツは日本の桜と言うことになる。
植えられていた桜の木はまだ樹高も2.5mくらいの若木なので、1999年に新しい品種が作られて日本に入ってきたものが植えられたのかもしれない。どうもアーコレードである可能性が高そうだ。そうなるとこれは「狂い咲き」ではなく「二季咲き」と呼ぶべきだろう。
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