CPAPマスクの締め付けテンションの調整
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されて、夜寝るときにCPAPという装置を装着するようになってから丸4年が経つ。CPAP装置は空気を送るポンプの部分と鼻に装着するマスク・ベルトの部分とこれらをつなぐ蛇腹のホースの部分から構成されている。
CPAP装置を使っているといろいろと不具合なことが出てきて、その都度自分で工夫して調整したり、レンタルしている業者さんに言って別のものに変えて貰ったりしてきた。
使っていて一番気になるのが、マスクからの空気モレでマスクが顔にうまくフイットしていないと顔とマスクの隙間から空気が漏れてしまい、漏れている箇所がかゆくなったりリーク音が気になったりする。ベルトで顔に強く締め付ければリークは直るが顔が苦しくなる。以前使っていたマスクは顔に当たる部分のシリコン樹脂が二重になっていて、顔にソフトにフィットしてリークもなくて良かったのだが、破損したので新しい物に変えて貰ったらシリコン樹脂の部分が一重のためリークしやすくなってしまった。
そこでいろいろと考えてみたが、マスクを装着するときにベルトにもう少し弾力があれば良いのではと思い、マスクとベルトとの間に輪ゴムを挟んでみた。輪ゴムの弾力によってマスクが顔にソフトに当たりベルトの締め付けを少し緩めてもリークはしないようだ。
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マスクを使用していて次に気になるのはマスク内の結露だ。暖かい時期は問題ないのだが、寒くなってくるとマスクやホース内に結露が発生してしまう。対策として2年前にヒータ入りのホースに変えたら結露はしなくなったが、ヒーター付きホースは口が乾燥するせいか今年前歯に虫歯が見つかった。因果関係ははっきりしないが乾燥した空気が口の中を乾燥させた事が原因ではないかと思っている。
そこでホースのヒーターの使用期間をなるべく短くするために、マスクに断熱材を貼り付けることにした。以前使用していたマスクにも断熱材の貼り付けていたので効果は確認済みだ。
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CPAP装置は手放せないアイテムになっているので、少しでも快適に寝ることが出来るようにいろいろと工夫している。今回の輪ゴムによる締め付けテンションの調整はかなり具合が良くて最近はぐっすりと眠れている。
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