写生会と展示会
水彩教室の先生から「写生会があるけど参加してみないか」と誘いを受けたので二つ返事で参加することにした。これまで風景画は写真に撮ってきて描いていたが実際に外に出て写生するのは初めてだ。
当日は昼頃から雨との天気予報だったが、早めに会場に出かけて受付前に少し周辺を歩いて題材を探してみた。天候は朝からぐずついていて何時でも雨が降ってきそうだ。受付を済ませた後、目星を付けておいた3連の土蔵のある場所に行って早速描き始めた。昔の北前船の船主の屋敷で古い土蔵が3連に建っていて手前の塀には蔦が這っていて紅葉し始めているので絵になりそうだ。
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描き始めて2時間くらいで案の定雨が降り出して次第に強くなってきたので、絵は途中だが写真を撮って荷物を片付けるとちょうど本降りになってしまい、傘を出して会場の建物まで戻った。雨は1時間ほどで上がったが、また元の場所で書き続ける気もしないので自宅に帰って完成させることにして、普段あまり来ない地域なので、絵のネタを探して周辺を車で走り回って何枚か絵になりそうな写真を撮ってきた。
写真を元に何枚か描いてみた。
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近くの海岸。波が強くしぶきが上がっているがうまく描けていない。(左)
近くにあるお寺の門。屋根の下の木組みを描くのが難しいので省略した。(右)
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写生会の主催者の方から、写生した絵を展示するので絵が完成したら持ってきて欲しいと言われていたので、自宅で完成させて後日、3連土蔵の絵と会場の建物の絵の2枚を持ち込んだ。
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10月中旬には町内の文化祭があり町民余技展というコーナーがあったので別の絵を出品してみた。展示期間1日だけのミニ展示会で絵だけでなく町民が日頃作った手芸や写真などの展示物が狭い会場に並べられていた。3点出品したが、写生会の展示会より日時が早かったので、この余技展が展示会デビューになった。
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