神社の門松作り/2015
先日の28日には町内の神社担当の有志で神社の門松作りをした。今年は南側の参道の入口前にも門松を新設するので正面の参道の分と合わせて2セット作ることになった。
斜めにカットされた孟宗竹は1セット新作して正面参道用にし、これまでのものは南側参道用に利用することになった。朝9時に集合して3班に分かれて、山へ竹や笹やウラジロやナンテンなどを採取に行くグループと孟宗竹を加工するグループとホームセンターへその他の材料を買いに行くグループに分かれて出発し1時間ほどでそれぞれ神社に戻ってきた。
門松の中心の孟宗竹は既に前日に調達済みでこの日はメンバーの中の大工さんが自分の作業場で斜めに切る加工と長さ合わせの加工をしてきた。山に向かったグループも軽トラに竹や松や笹などを満載して帰ってきた。私はホームセンターへの買い出しグループで縄や造花の梅の花を調達してきた。本当は本物の梅の枝が欲しかったのだが前日に売り切れてしまったようだ。
取りあえず材料がそろったので門松作りの開始だ。プラスチック製の漬け物桶に孟宗竹を建てて周りに砂を入れて固定し桶の周囲に菰(こも)を巻き付けて水で湿らせた黒の棕櫚縄で上下2段に縛り、孟宗竹の周囲に細竹や松やウラジロやナンテンを生け花を生けるように配置を気にしながら桶の土に差し込んで行くと何となく門松らしくなってきた。紅白の造花の梅も差し込んでみると色合いがはっきりしているせいか、意外と全体を引き締めてくれたようだ。
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明日はいよいよ大晦日で、神社では年末大祓の式典、新年の元旦式や初詣の準備などでまた朝から招集が掛かっている。来年は雪のない穏やかな新年になりそうだ。