最近のデジカメやスマホのカメラにはいろんな機能が付いているが、よく使うのはパノラマ写真の機能だ。旅行に行って展望台から周囲が見渡せたりするとパノラマ写真を撮っている。周囲を180゜が撮れるので見晴らしの良い景色を記録しておくには最適だ。
先日快晴の日に木場潟へ行ったら、白山の山並みが一望にくっきりと見渡せて青空には雲一つない絶好の眺望だ。以前から西園地から木場潟と白山のパノラマ写真を撮っているが、雪山の白山の山並みが180゜完全にクリヤに見える日はなかなかない。これは撮影チャンスだといつものようにデジカメをパノラマモードにして180゜の写真を撮った。
ただパノラマ写真モードで撮ると画質が落ちてしまいパソコンで拡大して見るとかなり画像が粗くなってしまう。そこで今度はパノラマモードではなく通常の写真のモードに切り替えて通常の写真モードで手動で180゜を撮ってみることにした。カメラを構えて上下にブレないようにしながら右から左へ水平に体を回転させながら1枚ずつ写真を撮って180゜分を撮影した。重なり部分もあるので全部で8枚になった。
こんな写真を8枚撮影してきた
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家に帰って写真を見てみると水平にパンした積もりだったが上下に少しずつずれているし、重なりが少ない写真もあった。この8枚の写真をつないで1枚の写真にしなければならないが、フリーソフトでよいものがないか探していると、Windows10に無償で付いているフォトギャラリというソフトで写真をつなぎ合わせることが出来るようだ。調べてみると私のパソコンに既にインストールされていた。
早速、試行錯誤をしながら写真をつないで見た。賢いソフトで上下にずれていても重なり部分があれば自動的に上下のズレを判断してつなぎ目が分からないようにきれいにつないでくれる。だがどうしても最後まで1枚だけがつなぐことが出来なかったが、多分重なり部分が少なくて自動処理が出来なかったようだ。仕方がないのでフォトショップで手動で合成することにした。
通常の写真のサイズが5MBのものが8枚分あるので単純に計算しても全体では40MBになってしまう。40MBだとサイズが大きすぎて画像処理ソフトでエラーになったりするので、オリジナルサイズのものは右半分と左半分に分けて各20MBで保存することにして、右と左を合わせた全景についてはサイズを50%にリサイズして合成することにしてサイズは20MBに収めた。
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右半分 通常写真4枚分
左半分 通常写真4枚分
全景(右+左)
なんとか元の写真の画素数で8枚の写真をつなぎ合わせることができた。
※ブログに掲載の写真はブログ用にサイズを更に縮小してある。