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2016年4月

2016年4月30日 (土)

レンゲ畑/2016

水田は5月からの田植えのため耕され代掻きされて水が張られて準備が整ったようだ。毎年クリムソンクローバーやレンゲ草が植えられている辺りの田んぼへ出掛けてみたら、水が張られた田んぼの中にまだ耕されず花の咲いている田んぼがいくつかあった。

この周辺の田んぼを耕作している農家さんが、稲や稲以外の作物を植える場所を毎年ローテーションしているようで、稲以外の大豆などを植える予定の田んぼには毎年土に鋤込んで肥料にするためにクリムソンクローバーやレンゲ草などを植えていて、ちょうど今頃田んぼ一面に花が咲いてとてもきれいな景色になる。景観保全の役割も担っているようだ。

レンゲ草が植えられたレンゲ畑は一面がピンク色になってとてもきれいだ。小学生の頃には家の周囲のほとんどの田んぼにレンゲ草が植えられていたので、一面のレンゲ畑を見ると子供の頃の風景を思い出してとても懐かしい気持ちになる。
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レンゲ草の他にクリムソンクローバーという草が植えられている場所もある。目的は同じで景観保全と肥料としての役目だ。茎の先に赤い花を付ける様子から別名はストロベリーキャンドルとも呼ばれるようだ。イチゴのキャンドルが田んぼ一面に咲く様子は結構見応えがある。今回は少し早いのか一面とまでは行かなかったが、部分的に固まって咲いていた。
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毎年ハゼリソウという紫色の花を咲かせるものも植えてあるのだが、今回は見つける事が出来なかった。別の場所にあるのかも知れない。



2016年4月29日 (金)

スマホをAUから格安SIMに移行した

現在のスマホに変えてもう2年経つ。当初からスマホの月額料金が高すぎと思っていたが、外出先でもいろいろと使えて便利なので料金への不満はあったが継続して使用していた。でも最近は以前ほど外出使用をしなくなり通話も少ないので毎月6500円も払い続けるのに疑問が出てきた。

国内の3大キャリアはシェア獲得のために熾烈な競争をしていて、MNPによる他社ユーザーの獲得を重視していて、機器代実質ゼロ円だとか数万円キャッシュバックなどのキャンペーンを大々的に行っているが、よく考えるとそんなキャンペーンの費用は長期使用ユーザーの割高料金で賄われていることになる。キャリア間を転々と移り歩くユーザーが優遇されて長期間同じキャリアを利用しているユーザーが割を食っている状況だ。昨年からは政府もこのような状況改善のために大手キャリアを指導しているが改善しているとは言いがたい。

私のスマホは携帯時代から通算すると18年2ヶ月間AU一筋だが、長期使用ユーザーが割を食う料金体系から逃れないといつまでも喰いものにされてしまう。

そこで月額費用が安くなる方法がないかネットで調べて見ると、格安SIMだとか格安スマホだとかSIMフリースマホなどのキーワードがいろいろと出てくる。言葉は以前から聞いた事があるが何となく胡散臭さを感じてあまり良いイメージは持っていなかった。でも調べると結構しっかりした業者が運営していて政府も普及を後押ししているようだ。ネットや家電量販店などで調べて業者やサービスの比較表を作成して検討してみた。

その結果良さそうなのは、SIMを格安SIMに交換するだけで現在のAUのスマホをそのまま継続使用できてなおかつ月額料金が安く抑えられるやり方だ。格安SIMにはデータ通信専用と音声通話+データ通信の2種類があり、音声通話+データ通信のSIMは090の番号をNMPで引き続きできる。もっともデータ通信専用のSIMでも050の番号での音声通話は出来るようだ。

最終的には「mineo」と言うところに格安SIMを申し込んで現在使用しているスマホに挿入して使用することに決めた。1ヶ月のデータ量は1GBのプランにした。当初3GBくらいは必要だろうと考えていたが自宅はWi-Fiルーター経由光回線でネットに接続しているので自宅ではデータ容量を消費しなくても良いからだ。このプランだと音声通話有りで基本料金は月額1410円(税抜き)+通話料になる。毎月5000円節約になる計算だ。実際にはAUの回線網を利用するので通話品質はAUと同等ということだ。

月曜日の午後AUショップでNMP解約予約番号を出して貰い、夜にネットで申し込んだら木曜日にSIMとご利用ガイドの入った封筒が届いた。SIMはAU回線を使用するのでAUのロゴが入っている。
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今日は午前9時からネットで開通の手続きが出来るというので、まずスマホの古いSIMを外して新しいSIMを挿入し、ネットからMNP転入切り替え処理を行った。このタイミングで正式にAUは解約になる。30分待つと切り替えが完了するので30分後に所定の番号へテストコールすると「開通しました」とメッセージが流れた。


この後、ネットワーク設定や、メール設定などをしたらほぼ前と同じように使えるようになった。自宅の電話機や妻の携帯に電話してみるとちゃんと繋がるし音声も明瞭だ。
GoogleやLINEやSMSやWi-Fiやアドレス帳などは何もしなくても以前のまま使用できた。思ったより簡単に移行が完了したようだ。

移行によってAUアプリは使えなくなったがそれほど影響はない。毎月の費用は5分の1くらいに収まるし、こんなくらいならもっと早く移行すればもっと早くから節約出来たはずだ。

2016年4月28日 (木)

つつじ・藤・カキツバタが咲きだした/木場潟

まだ4月なのだが木場潟はすっかり5月モードに突入しているようだ。先日1週間ぶりに木場潟へウォーキングに出かけたら例年より季節が進んでいるので戸惑ってしまった。

ツツジは家の周囲でも咲き出しているので木場潟のツツジが咲いているのを見てもいつもより早いけれどそんなものかなと思っていたが、北園地近くの藤棚では藤の花が咲き出しているし、南園地の花菖蒲園にはカキツバタがもう紫色の花を咲かせていた。ツツジも藤もカキツバタも5月の花のイメージがあるので4月に咲いているのを見るともう5月だったけ?と思ってしまう。

西園地の眺望施設の周辺のツツジは4色あってそれぞれ咲き始めていてなかなかきれいだ。
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南園地の花菖蒲園に行ってみるともうカキツバタが花を咲かせていた。東屋に近づいてみると先客がいる。よく見るとアオサギだ泥の部分を突いて餌を探しているようだ。急いでカメラを取り出して気づかれないようにズームで1枚撮った。もう1枚撮ろうとしていると気配を感じてサッと飛び立っていってしまった。カキツバタも咲き始めなので咲き終わって萎れた花などがなくてとてもきれいだ。
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南園地近くの藤棚にはもう藤の花が咲いていた。まだ花の房は短いがこれから先端部分のつぼみも咲きだすと房が長く垂れるようになる。
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木場潟はカヌー競技の練習場になっていて、冬の間行われていなかったカヌーの練習が始まっていた。新緑に囲まれた湖面での練習は気持ちよさそうに見える。
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周囲の田んぼもトラックターで耕されて水が張られて一面が鏡のようになり太陽の光を反射している。5月連休には一斉に田植えが始まりそうだ。
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2016年4月25日 (月)

100円ショップの小物袋

最近はよく100円ショップに立ち寄ることが多くなった。身近なところで独立した建物のショップもあれば、ショッピングセンターのテナントのショップもあり気軽に立ち寄れる。

店の中の商品を見ていても何で100円で売れるのか不思議になってしまうものがある。普通の店なら500円くらいの値札が付いていてもおかしくない物が100円で売られている。値段が安い上にアイデア商品もいろいろあって見ていて楽しいし、普通の店なら何屋さんで売っているのだろうと思うような雑貨類が100円ショップならたくさん一緒に陳列されている。

私が最近はまっているのが100円ショップの袋物だ。小さいサイズから大きいサイズまでそろっていて形も色んな物がある。バッグの中に物を入れるときに小さい袋に入れておれば整理出来て便利なのでいろんなサイズのものを買っていたらかなりの数になってしまった。

バッグの中に健康保険証、薬類、カメラのバッテリー、オーディオプレイヤー、イヤホンなどを入れているが中身が分かるように一部透明のビニールで出来た物が使いやすい。大きめのものはバッグインバッグとして財布や免許証を入れるのにも使っている。
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小物を入れる袋物も最近はクッション付きのメッシュの生地で出来たものが出ていて縫製もきちんとしている。デジカメや交換レンズやオーディオプレイヤーなど衝撃で壊れやすい物はクッション付きの袋に入れておくとバッグに入れて持ち歩くときもなかなか具合が良い。サイズもいろいろとあり、こちらも1個100円なのであれもこれもと買っていたらかなり数が増えてしまった。純正のカメラケースを買うと何千円もするがこの袋なら100円ですむ。
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透明のビニール袋は、切手を売却する時に金額別に仕分けするためにジップ付きのものを購入したものだが、便利そうなので色んなサイズの袋を買ってしまった。
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100円だからと軽く考えて買っていたが、結局かなりの金額買っていることになるな。


2016年4月23日 (土)

こまつの杜の八重桜

今年の桜の記事も今回で最後になる。3月10日に河津桜の記事に始まり4月に入ってからは地元のソメイヨシノの名所や八重桜をブログに掲載してきたが、今回のこまつの杜の八重桜が締めくくりだ。

普通の桜は地元でも各地で名所になっているが、八重桜は地元でも以前はあまり植えられていなかったので古い大木は少ない。最近は八重桜が公園や街路樹として道路沿いに植えられるようになったが木が若いのでまだ見応えのあるところは少ない。

今回はこまつの杜の八重桜を訪ねてみた。ここは八重桜ばかり9種類20数本が植えられていて桜並木になっている。入り口には写真と品種名が書かれたパネルがあり、それぞれの木には名札がついているのでわかりやすい。木はまだ若木だが何年か後には立派な大木になるだろう。
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梅護寺数珠掛桜
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寒山
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鬱金
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一葉
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普賢象
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福禄寿
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紅華
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御衣黄

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白妙 白妙だけは少し花期が早いのかもう花は散ってしまっていた。
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これまで何回か来ているが、大きなダンプカーは遠巻きに見ているだけだったが、今回は見学者がいなくて係員が誘っていたので、ダンプカーの運転席まで登ってみることにした。タイヤの直径が4mあり運転席はそれよりも高い。
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運転席のデッキからは白山がよく見えた。
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2016年4月21日 (木)

八重桜/2016

桜も一段落して今度は八重桜がそろそろかなと思いながら近場の八重桜が咲いているポイントを巡ってみた。春の花全体が例年より早く咲き始めているので八重桜もちょうど良い頃かなと思っていたが場所によってちょうど満開のところとやや盛りを過ぎたところがあった。

川の土手の脇にある小公園に八重桜が7~8本植えられていて花が満開に咲いていたが、よく見ると白い花の方は少し黄ばみが出ていてちょっと盛りを過ぎた感じだがまだ散り始めてはいないのでぎりぎり満開の内だろう。品種は2種類でピンクの強いのが寒山で白っぽいのが一葉かな。
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古墳公園に行ってみるとここは本当に満開の状況だ。ここも寒山と一葉のようだ。和田山13号墳と書かれた石柱が立つ墳墓の周囲を囲む様に八重桜が植えられていてかなり大木になっている。
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こちらは企業の駐車場の周囲に植えられた八重桜。花が終わりかけているのか例年より花数が少ないようだ。
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小松市の新しく開発された商業地域のメイン道路の両側の八重桜。約1Kmに渡って道路の両側に八重桜が植えられていて満開に咲いているが、まだ木が小さいので名所と言うにはちょっと寂しい。もう10年立てばかなり木も大きくなって花も見事になるだろう。
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次回は、こまつの杜にある八重桜について。  

2016年4月18日 (月)

4月の町内の花/2016

春爛漫。春の花が町内のいたるところで咲いている。
花の咲く時期も例年と比べると1週間から10日くらいは早いようだ。毎年5月の連休頃に見かける花がもう街角で咲いているのを見かけて「もう咲いているのか!!」と思うことが多い。

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ハナズオウは1週間ほど前から見かけるが、今は民家の庭先や畑などあちらこちらでよく咲いている。赤紫色の花だと思っていたが白色のハナズオウもあるようだ。
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ヤマブキが咲いているのを見つけた。八重のヤマブキではないので実が生るのかな。
白に薄紫が少し入った花を咲かせているのは名前が分からなかったがハナダイコンだと姉が教えてくれた。 
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ボケの花がまだ咲いている。早いものは3月に咲いていたがまだ咲いているのもある。こっちの方が例年並みなのかな。畑にきれいにピンクの花が咲いているのを見つけた。遠いのでズームで撮ったが花の種類がよく分からない。桃の花なのかそれとも八重桜がもう咲き出したのだろうか。
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シャクナゲが赤い花を咲かせていた。高地の植物のイメージだったが町内でも何カ所かで見かけるので平地でも大丈夫な品種なのかも知れない。
川の土手にアヤメに似た青い花がさいていた。アヤメは花弁の付け根に格子状の模様が入っているのでアヤメではない。ネットで調べて見るとダッチアイリスという名前でアヤメとは近縁種のようだ。
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畑にボタンの花がもう咲き出していた。持ち主がいたので話を聞いていたら植え替えたら花の数が増えたそうだ。ボタンも少し時期が早すぎる気がする。
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ツツジもあっちこっちで咲き出した。我が家の庭のツツジも咲き出している。ツツジは5月の花だと思っていたが、これも出足が早いようだ。
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我が家のハナミズキはまだ花は小さいが咲き出している。近くの公共施設の前庭のハナミズキは花も大きくなっていてピンクや白の花が咲いている。ハナミズキも5月の花だと思っていたが今年は4月中に満開になり出しそうだ。
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今年は春の花が早く終わって新緑も早くなるのだろうか。


2016年4月16日 (土)

4月の庭の花/2016

桜は終わって葉桜になっているし、少し遅い枝垂れ桜もほとんど散っている。咲き誇っていた庭のチューリップも大きく開いてしまってほとんど花は終わりかけている。花の命は短い。一方4月の暖かい天気に誘われて我が家の庭の花は次々と咲き出している。これから5月連休までくらいが我が家の庭が一番きれいになるときだ。

紫木蓮はよそでは3月終わり頃にもう咲いていたが、我が家の庭では今がいちばん良く咲いている。それでも例年と比べると10日ほど早い。
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ツツジの木の根元に植えてあるイカリソウも今がいちばん盛りのように咲いている。船の錨に似た形が面白い。背の低い草なので地面に這いつくばって撮る必要がある。
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ドウダンツツジも白い花を咲かせ始めた。植木鉢のブルーベリーもドウダンとよく似た白いはなを咲かせている。昨年は良く実が生った。
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昨年秋に植えたキンギョソウは冬の間は枯れるかと思うくらい弱々しかったが春になると元気一杯になって株が盛り上がっていて赤、黄、ピンクの花を咲かせ始めた。
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鉢植えの斑入りの椿が赤白のツートンカラーの花を一輪咲かせた。鉢植えで肥料が少ないのか毎年花数は少ない。

玄関の簡易温室に入れて冬を越した君子欄が切れいな花を付けた。冬の寒さで葉を痛め付けられながら温室の中で咲き出した。部屋の中においてあるものも蕾を持っているかまだ咲き出していない。
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本来なら5月に入ってから咲き出すツツジとハナミズキが咲き出した。いつもより半月ほど早いようだ。
ハナミズキの花びらのように見えるものは総苞と呼ばれるが、この総苞がこれからだんだん大きくなってひらひらした花びらのようになる。
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庭の花の花期は全般に10日から半月ほど早く推移しているようだ。


 

2016年4月15日 (金)

桃の花

桜を求めて東奔西走していると桜以外の花にも出会うことが多い。既に紹介した水芭蕉やカタクリもそんな中の一つだが、とりわけ鮮やかな花が桃の花だ。

桜と比べると色が濃いピンクでよく目立つ上に、ボリューム感のある花(八重咲き?)が満開の時には枝という枝にびっしりと花を咲かせる。白い花のものもあるが花の付き方はピンクのものと同じでボリューム感がある。

桃の花には2種類あるようで、鑑賞用に栽培されているハナモモと果樹栽培されている桃の花だ。

これはカタクリの群生地を訪れた際に近くの畑で見つけたハナモモ。まだ植えられたばかりの若木で花とつぼみを合わせても7個くらいだ。これから木も大きくなるだろう。
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こちらは木場潟南園地の薬木園のハナモモ。ピンクと白の2色があり3度見に行って3度目にようやく満開になっていた。満開のソメイヨシノをバックにピンクのハナモモが映えている。
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これは木場潟の周回路から見つけた近くの集落の民家の庭の桃。多分ハナモモではなくて実の生る桃だろう。
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車を走らせていると突然赤い花がずらっと咲いている光景に出くわした。かなりの本数の木に赤い花が咲いている。今頃咲くのは桃だろうと思い次の信号で国道から出て探してみることにしたが、山間地なので道が分かりづらい。道路が行き止まりになった横の高台に花を見つけたので崖を登ってみると高台の上に果樹園らしきところがあった。桃の木が30~40本ほど植えられていて全部満開に花を咲かせていた。果樹園として管理されている場所のようなので写真を数枚撮って早々に引き上げた。
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見る分にはハナモモの方がきれいだな。

2016年4月13日 (水)

春の妖精/カタクリの花

桜が咲く時期にはカタクリの花も咲く。昨年たまたま見つけた小松市正蓮寺町のカタクリの群生地を今年も訪れてみた。里山の山裾の道路から立ち上がった斜面に群生地があり3万株くらいあるそうだ。昨年は事情がよく分からなかったのでフェンスの外側から写真を撮ったが、今年はフェンスの内のロープで仕切られた外側まで入ることが出来たので間近で写真を撮ることが出来た。

カタクリは春の妖精とも呼ばれ、反り返った花びらが可憐なのでそう呼ばれているのかと思ったが、春先のまだ落葉樹が葉を開く前に太陽の光を浴びて芽を出し、花を咲かせ、根茎や鱗茎に栄養を貯え、6月頃には葉や茎全て地上からは姿を消してしまうのだそうだ。春の一瞬だけ地上に姿を現すので春の妖精と呼ばれるようだ。

カタクリは片栗粉の語源になったように、昔は球根からデンプンを取って食用にしていたのだそうだが今では絶滅が危惧されている。ちなみに今は片栗粉はジャガイモから作られている。

小松市正蓮寺町のカタクリ
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桜を追いかけて鶴来の樹木公園へ行った時に、満開の桜の下でカタクリの花がたくさん咲いていた。桜は頭上に咲いていて、カタクリは足元に咲くので同時に写真を撮るのはなかなか難しいが、たまたまカタクリが目の高さよりも上の斜面に咲いていたので枝垂れ桜やソメイヨシノと同じ写真に収めることが出来た。
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こちらは管理棟の裏側の日本庭園へ登る道の山側斜面に咲いていた。目の高さの真横に咲いているのでマクロ撮影も立ったまま撮影できる。地面に這いつくばる必要もない上に周りに雑草がないのできれいに撮ることが出来た。
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万葉集の中に大伴家持のカタクリを詠んだ歌がある。
「もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花」
(もののふの やそおとめらが くみまがふ てらいのうえの かたかごのはな)

カタクリは昔はカタカゴ(堅香子)と呼ばれていて、大伴家持は赴任先の富山県の高岡市のあたりでこの歌を詠んだそうだ。家持の目には八十乙女らと群生するカタクリの花が重なって見えたのかも知れない。

日本人とカタクリは1000年以上も前からの長いつきあいのようだ。

2016年4月11日 (月)

水芭蕉/2016

小松市布橋町の十二ヶ滝の桜を見に行く時にいつも近くの水芭蕉の群生地に足を伸ばして水芭蕉の花を見てくることにしている。桜の満開に合わせているので時期としては例年より1週間ほど早いタイミングなので水芭蕉は咲いているか心配だったが、花も葉もまだ小さいけれどいくつかは花を咲かせていた。

少し時期的には早いのかもしれない。数も少ないようなのでこれから大きくなってくるものもあるのかも知れない。湿地の周囲にはイノシシよけの電気柵が設置されている。一時イノシシが球根を掘り起こしてしまう被害で激減してしまったが、電気柵の設置などの対策で最近は数が増えてきているが、まだ完全復活ではないようだ。
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水芭蕉の花のように見える白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるがこれは葉が変形したもので、仏炎苞の中にある花序という円柱状の部分に小さな花が多数付いている。

学名がカムチャッカ半島に由来するくらいで、寒い地域や高山の湿地帯などに分布するようだが、標高数十メートルの場所に自生するのは比較的珍しいようだ。尾瀬の水芭蕉は歌でも有名だがあの歌では初夏の頃に咲いているようだが、低地の布橋では4月に咲いている。
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2016年4月 9日 (土)

鶴来樹木公園の桜/2016

今年の桜は開花が早い上に開花~散り始めまでが短く、しかもそれぞれの名所の満開時期がほぼ同時だったので、とにかく慌ただしかった。例外は鶴来樹木公園の桜で標高が少し高いせいか他の桜よりは若干満開の時期が後ろにズレていた。

おかげで一呼吸置いてちょっと落ち着いて晴れた日に訪れることができた。
樹木公園は県の林業試験場の中にあり広大な敷地に多種多様の植物が植えられている。桜は130種類、900本が植えられているのであまり見たことのないような桜も咲いている。

この日は晴天のもとソメイヨシノはほぼ満開の状態だった。園内の桜以外の樹木も新芽が萌えだしていて新緑がきれいだ。平日に訪れたので介護施設の高齢者達が職員に連れられて何組か花見に来ていた。また保育士に引率されて保育園児の団体も花見をたのしんでいた。
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中央広場にある濃いピンクの枝垂れ桜がソメイヨシノの中で鮮やかで目立っていた。園内の桜はかなりの大木が多くて枝を大きく広げている
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帰り道の途中道路沿いに植えられている少し濃いめのピンクの桜並木がきれいなので車を止めて何枚か写真に収めた。ソメイヨシノではなさそうだがなかなかきれいだ。
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桜の記事はこれで一旦おしまいだが、八重桜が咲き出したらまた写真を撮りに行かなければ。

2016年4月 8日 (金)

咲いた咲いたチューリップの花が♪ /2016

の開花に合わせて地元の桜の名所を車で走り回っていたが、気がつくと自宅のチューリップが満開になっていた。昨年12月上旬に植えた球根からは早いものは1月から芽が出はじめてどんどん成長していた。

3月末に最初の花が咲き各地の桜の便りとシンクロするようにチューリップの花数も増えていたが4月5日にはほぼ全部が咲き出したようだ。6日・7日は天気予報は雨なので雨に濡れて痛む前にと毎年恒例の記念撮影をすることにした。庭のあっちこっちに分散しておいてあるプランタや鉢植えを1カ所に集めて皆一緒に「はいチーズ!!」。

昨年の花の後の球根掘り出しから乾燥・保管・植え込み・成育と世話をしてきて、この日が年1回のハレの日だ。そう言えばこの日は地元小学校の入学式だった。新一年生の笑顔とチューリップの花が重なるようだ。
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記念撮影が終わったら本来の場所に戻して目を楽しませてもらおう。
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桜の記事が多くてチューリップの記事がなかなかアップできないので本日2本目の記事のアップをすることにした。

手取川河岸の桜/2016

●手取川右岸の桜
川北町の手取川右岸の堤防に約1Kmに渡って植えられている桜も満開になっている。少し前までは県内でもあまり知られていなかった桜スポットだったが、最近は少しずつ知られるようになって土日には家族連れもよく見かける。訪れた日は平日で曇り空なので桜を見に来ている人も高齢者が中心のようだ。植えられて30年ほど経っているのか木も大木になっていて桜並木がずっと続く様子は立派なものだ。
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●手取川左岸の桜
川北町の堤防の対岸の上流の堤防にも桜が満開咲いているのを見つけたので立ち寄ってみた。手取川左岸は能美市となるが、桜がたくさん咲いる所には建物があって能美市水辺プラザと書かれている。市の施設のようだ。

桜並木のなかには水害記念碑があり明治にこの辺りの堤防が決壊して大災害が発生した事を伝えていた。桜はこの石碑の建立の頃に植えられたもののようだ。後で調べて見ると水辺プラザはスポーツや自然観察などに利用されているようだが、ヘリポートなどもあり防災関係の施設としての役割もありそうだ。
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手取川の桜を見た後少し足を伸ばして白山市の松任グリーンパークへ行ってみた。公園内の桜は数も多くなくそれほどきれいでもなかったが、公園北側の用水路周辺の桜はきれいに咲いてた。
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公園の外の田んぼの中に一列に数百メートル続く桜並木があった。川沿いではなく農道の脇に植えられていて遠くまでずっと続いている。なんとなくのどかな風景だ。
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2016年4月 7日 (木)

小松市芦城公園の桜・他/2016

今月に入ってからは、小松市・能美市・川北町・白山市の桜の名所を訪ね歩いている。20年以上前から毎年恒例にしているが、当初5~6箇所だったのが、毎年少しずつ増えて今では十数箇所もあり、桜の季節になるとまるで巡礼のように一箇所ずつ巡り歩いている。

既にいくつかはブログに記載したが、今回は小松市の芦城公園の桜、前川沿いの桜、う川古代桜、能美市の桜などの地元の桜名所とされている桜をアップする。

●芦城公園の桜
小松市の芦城公園は加賀藩三代藩主の居城だった小松城の三の丸跡に作られた庭園で今は市民の公園として親しまれている。桜が咲き出すと花見の宴会がよく行われているが、訪れた日は平日の午前で小雨が降って肌寒かったので花見客はほとんどいなかった。ボンボリも付けられて夜桜も楽しめる。
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● 前川沿いの桜並木
木場潟から流出する川が前川で旧今江潟の干拓地の東端を流れて梯川に合流する。前川の左岸の土手には桜が植えられている。訪れた日は桜は満開だったが、小雨に強風で寒々とした風景だった。
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● う川古代桜
小松市鵜川町にある樹齢80年を超える桜で幹も太い古木だ。この場所はかって北陸鉄道小松線の終点の鵜川遊泉寺駅があった場所だが今は廃線になって桜だけが残っている。
訪れた日は晴天で抜けるような青空に満開の桜と黄色の菜の花の対比がきれいだ。
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●    能美市の末寺山古墳の山桜
能美市にある古墳群の中の末寺山古墳の山の北側に植えられている山桜はソメイヨシノの華やかさはないが大木となった野性味のある山桜の風情がなかなかいい感じだ。
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●    能美電跡の桜並木
こちらは廃線となった北陸鉄道能美線の線路跡に植えられた桜並木。廃線となって30年経つので桜も大木となっている。かっては地域の足だった電車も廃線となってバスに切り替えられ線路は道路になって桜が植えられている。時代の変化を感じる風景だ。
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2016年4月 6日 (水)

能美市物見山運動公園の桜/2016

今日は能美市の市役所前にある物見山運動公園の桜が満開となっていた。2年前にたまたま前の道路を通った時に桜の花がきれいなのに気づいてその後毎年訪れている。あまり知られていないのか花見客はほとんどいない。昨年はちょうど見頃の日曜日の午後に行ったのに誰もいなかったし、今年も平日の午前だったが花は満開なのに高齢者が何人かいるくらいだ。

この公園の桜はよその桜の名所とはちょっと雰囲気が違う。ベースは白のソメイヨシノだが、濃いピンクや薄いピンクの桜をうまく配置してあるのでピンク系の柔らかいグラデーションがあって見ていると本当にきれいだ。小高い丘の斜面に植えられているので下から見上げても、上から見下ろしてもどちらもきれいだ。

植えられたのは2000年頃なので、まだ16年くらいしかたっておらず大木はないがそれでも5~6mくらいに成長して立派になっている。そろそろ地元の桜の名所としても知られるようになるかもしれない。
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桜の種類は白やピンクなど何種類かある。
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今日は晴天で青空の下きれいな桜が堪能できた。明日からは雨になるようなので今日が一番よいタイミングだったかも知れない。

2016年4月 5日 (火)

木場潟の桜/2016

今年は桜の咲く時期が例年より早い上に開花から満開までの期間も短い。木場潟の桜の咲き具合が気になって4月1日に見に行ったときは6分咲きくらいだった。4日は小雨が降っていたが見に行ってみるとほぼ満開状態になっていたが、雨のためあまりきれいな写真が撮れなかった。

今日は曇りのち晴れの予報だったので再度カメラを持って出掛けた。到着直後は雲に覆われていたが、写真を撮りながら周回路をウォーキングしているうちにだんだん青空が見えるようになり陽射しも出てきた。

西側の周回路から東側の湖岸を望むと千本桜園の満開の桜がピンクの帯を作っている。
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桜の薄いピンクに芽吹いたばかりの新緑が鮮やかに映えている。水面に映り込む様子もみずみずしくて春らしい風景だ。
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桜の花は色んな種類のものがありソメイヨシノばかりではないようだ。ソメイヨシノのほかにも白い花の桜やピンクがかったものある。枝垂れ桜はまだつぼみだったがこれは濃いピンクで咲き出すとワンポイントになってきれいになる。
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北園地から歩き出して周回路の4分の3を歩き中央園地を過ぎると最後の4分の1は千本桜園になっていて植えられた桜の本数も多く密度が濃い。木も大木で両側に植えられているので周回路の頭上まで枝を貼っているので桜のトンネルのようになっている。
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これまで毎年千本桜園には来ていたが桜の季節に周回路を歩くことはなかったが、今年初めて桜の咲いているときに周回路を歩いてみてほぼ全周に桜の木が植えられているのがわかった。水辺の桜は心が和む。

2016年4月 3日 (日)

小松市の十二ヶ滝の桜・千恵子桜/2016

県内の桜の開花宣言は数日前のはずだが、県内では各地で桜が満開で見頃となっている。町内を歩いても満開の桜が咲き誇っている。今年はどうも桜の開花の進み方が早いようだ。例年は開花宣言から暫く余裕があって満開となるのだが今年はやたら急激で慌ただしい。

昨年は桜が咲いてからの花冷えもあって散るまでの花期がかなり長かったが、今年は暖かさのせいで開花から満開までの期間が短い。その上例年なら平地と山間部では桜の咲く時期にもズレがあったのだが、今年は山も里も同じタイミングで満開になっているので散り尾我のタイミングも早くなりそうだ。

毎年近辺の桜の名所を訪ね歩いているので、今年も見て回ることにした。今日は小松市の十二ヶ滝の桜と千恵子桜や大野町地内の土手の桜を見て、途中に布橋町の水芭蕉や正蓮寺町のカタクリの群生地に立ち寄ってきた。

●    十二ヶ滝
十二ヶ滝は駐車場が綺麗に整備されていて小さな公園の様になっていて、桜はちょうど満開で桜に囲まれた十二ヶ滝は春ののどかな雰囲気となっていた。毎年桜の時期に訪れているが、桜の木も年々大きく立派になり、周囲も整備されて良い桜の名所になったようだ。
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滝の上流の土手の桜並木もなかなかいい。
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●千恵子桜
松岡町の千恵子桜と呼ばれる大きな枝垂れ桜。樹齢は65年くらいでそれほど古い木ではないが樹高は17mあり民家の庭にある。この桜を毎年訪れているが毎年花の時期とタイミングが合わず早すぎたり遅すぎたりしていたが、今年はドンピシャの満開に来ることが出来た。
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●大野町の梯川土手の桜
この桜も満開だった。里山と里山に囲まれたのどかな山間のこの桜はあまりり知られていないのか見に来る人はほとんどいないが私のお気に入り桜スポットだ。ほとんどがソメイヨシノだが、2本ほど濃いピンクの枝垂れ桜があり花が咲いているととてもきれいだ。今回はまだつぼみだった。
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明日は雨かもしれないが、花の期間が短そうなので急いで木場潟の桜と芦城公園の桜を見に行ってくることにしよう。

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