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2016年4月11日 (月)

水芭蕉/2016

小松市布橋町の十二ヶ滝の桜を見に行く時にいつも近くの水芭蕉の群生地に足を伸ばして水芭蕉の花を見てくることにしている。桜の満開に合わせているので時期としては例年より1週間ほど早いタイミングなので水芭蕉は咲いているか心配だったが、花も葉もまだ小さいけれどいくつかは花を咲かせていた。

少し時期的には早いのかもしれない。数も少ないようなのでこれから大きくなってくるものもあるのかも知れない。湿地の周囲にはイノシシよけの電気柵が設置されている。一時イノシシが球根を掘り起こしてしまう被害で激減してしまったが、電気柵の設置などの対策で最近は数が増えてきているが、まだ完全復活ではないようだ。
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水芭蕉の花のように見える白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるがこれは葉が変形したもので、仏炎苞の中にある花序という円柱状の部分に小さな花が多数付いている。

学名がカムチャッカ半島に由来するくらいで、寒い地域や高山の湿地帯などに分布するようだが、標高数十メートルの場所に自生するのは比較的珍しいようだ。尾瀬の水芭蕉は歌でも有名だがあの歌では初夏の頃に咲いているようだが、低地の布橋では4月に咲いている。
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花探訪」カテゴリの記事

コメント

いちろさん、こんばんは。

いよいよ水芭蕉の季節がやって来たのですね。昨年でしたでしょうか、このブログで尾瀬以外に水芭蕉が咲くことを初めて知りました。

季節が巡ってきたのですね。イノシシの柵があると言うことは水芭蕉の根っこも荒らしてしまうのでしょうか?

いつまでもこの地に水芭蕉が咲き続けて欲しいですね。

omoromachi さん  こんにちは

県内では他にも何カ所か水芭蕉の自生地があります。歌の影響で一般的には高山の初夏に咲くイメージがありますが平地では春にいろんな色んな植物が芽吹く頃に咲き出します。

調べてみるとomoromachi さんから水芭蕉の記事にコメントをいただいたのは2014年4月ですので一昨年になりますね。毎年咲く花を毎年追いかけて写真を撮ってブログに載せていますがもう2年前の事なんですね。


毎年同じように花は咲きますが自然の微妙なバランスの上に成り立っているのかも知れませんね。いのししなどの被害でバランスが崩れると一気に絶滅するかも知れません。人間よる保護も必要になりますね。


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