陶芸教室/花瓶制作
3月に昨年参加した陶芸教室を今年も開催する旨の案内があったので参加すると返事したら、4月中に計4回の予定で行うと再度案内が届いた。
教室は街中活性化の活動をしているボランティアグループが企画開催しているもので材料費などの実費負担だけで参加できる。講師は知人で九谷焼の窯元の工房を借りて行われる。工房の中には本来の業務の制作中の茶碗や皿が棚にたくさん並べられている。
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今年の教室の参加者は昨年と比べると少し減って10人くらいだ。昨年は抹茶茶碗を作ったが、今年は三塔壺という形の花瓶を作ることになった。もっとも本人の希望で抹茶茶碗を作る人や別の形の花瓶を作る人もいたが大半は三塔壺という花瓶をつくることになった。
作る手順は、
1. 粘土の塊をのし棒で一定の厚さに薄く伸ばして、あらかじめ用意されている展開図の型紙に合わせて1段目から3段目までの各パーツを切り出し、
2. 次に格段毎に側面用に切り出した粘土板を丸めて、両端を接着用の柔らかい粘土で継ぎ合わせ筒状にし、1段目と2段目の上部には蓋用のパーツをつける。蓋用のパーツには丸い穴が開けられている。(1日目)
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3. 1段目の上に2段目を、2段目の上に3段目を接着して最後に1段目の底に底のパーツを接着したら、粘土を追加したり削ったりして、外観が左右対称や出っ張りカーブやへこみカーブがスムーズな曲線になるように整形していく。(2日目)
4. 粘土の花瓶も乾燥してきてかなり堅くなった来たので、サンドペーパーで表面の凸凹を研磨したりして整形する。(3日目)この後工房の方で素焼きをしてもらう。
5. 素焼きの花瓶に釉薬をかける工程。釉薬は4種類の中から希望の色を選べるので薄緑色にした。(4日目)
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最後の本焼きは工房の仕事の都合でしばらく時間がかかるとのことだったが、先日焼き上がったと連絡があったので見てきた。他の生徒さんの作品も勢揃いしていて皆きれいに焼き上がっているようだ。同じ形の三塔壺でもいろんな色に焼き上がっている。
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自分の作品と同じ形で同じ色のものが3個ある。ひっくり返して底の名前で自分のものを探した。取り出して別の机の上に置いて写真に撮ってみた。まあいい感じに仕上がったようだ。
作品は6月に展示会で展示が終わるまでは主催者の預かりになって手元に戻らないようだ。
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