水彩教室28
8月から9月にかけては絵の題材になる花が少ない。花屋さんに行けばそれなりにあるが温室栽培の園芸種の花だったりしてきれいだけれどあまり季節感がない。道の駅に行くと近くの農家が畑で作った花などを持ち込んでいるので季節感のある花が多い。
9月は自宅に咲いていた芙蓉の花と種から育てた花茄子がきれいだったので持って行って描いてみた。次の教室では自宅の庭を見渡しても花らしい物がないので、お隣の庭から我が家の庭に枝を伸ばしていたキンモクセイをちょっと失敬して一枝を切り取って持って行った。ほかの生徒さんが持ってきたムラサキシキブを一枝分けて貰って合わせて描いてみた。この時期は大きな花は少なくて小さな粒々の花や実などが秋らしさを表しているようだ。
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建物シリーズは今回は2枚。街中の建物を描いているが、味のある古建物は何枚も描いてしまったので残り少なくなってきたようだ。新しい建物を描くとどうしても建築パースみたいになってしまって面白さがない。
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風景は今回は1枚だけ。小松市の荒俣峡の渓流の絵だが、写生をしようかとも思ったが最近は県内でも熊の出没が多くなっているので長居をせずに写真を撮って自宅で描いた。写真を撮るだけでも物音がすると熊ではないかとヒヤヒヤしながら何枚か写真を撮った。
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いつも絵の題材を探しているが、今回は地元の神社の行事を少し絵に描いてみた。鳥居の絵は緑が濃くなった7月頃の神社。枝垂れ桜に巫女達の絵は4月の春祭りの時にきれいに咲いた枝垂れ桜を見て巫女さん達がはしゃいでいるところ。神社の役をしていることもあって神社にはよく行っているので季節毎の神社も少し描いてみようかな
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次の2枚は9月の秋祭りのお神輿が町内を巡行している様子。1枚目は男達がお神輿を担いで大通りを行く様子。2枚目は町内の各所でお神輿を止めて神主がお祓いをして巫女が神主の笛太鼓に合わせて巫女舞いを奉納している様子。絵に人物が入ると面白さが出るようだ。
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うまいですね~
個人的には、祭りの絵・・最後の2枚が好きです
そちらのお祭りも味がありますね
投稿: uegahara | 2016年10月10日 (月) 18時41分
風景の絵に人物が入ると現実感が出て絵が楽しくなりますね。
今回の絵は元の風景にも実際に人物がいたので写真にも写してそのまま描けばいいのですが、元々人物のいない風景に人物を入れるときはなかなか難しいです。
人物の形や遠近による大きさの違いなど間違えると不自然な人物になってしまうようです。
投稿: いちろ | 2016年10月10日 (月) 22時03分