神社の門松作り/2016
地元の神社ではお正月には町内の氏子さんたちがたくさん初詣に訪れる。
初詣の準備は大晦日の午前中に行うが、昨日は町内の神社の担当に招集が掛かって門松作りをした。昨日は未明から気温がぐっと下がって朝から雪がちらつく寒い日だったので暖かい服を着込んでホカホカカイロを腰のあたりに貼り付けて出かけた。
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門松は正面参道と南側参道に2基ずつ設置するので全部で4基作る必要がある。メンバーが集合したので二班に分かれて、一班は軽トラと乗用車に乗って近くの山へ門松の材料の調達に出かけ、私の班は門松に使う孟宗竹の塗装作業だ。門松の中心になる斜めに切った3本の竹は毎年使い回しているが色が悪くなるので青竹に見せるために緑色のスプレー塗料で塗装している。
門松の基礎の部分に巻くコモやシュロ縄などはホームセンターから調達済みだ。そのほかの材料の松や笹や裏白や南天などは近くの山に行って調達することになる。
山へ調達に行った班が戻ると門松作りの作業が始まるのでそれまでに竹の塗装を済ませ乾かす必要がある。12本の竹に塗装をしていると日差しが出て少し暖かくなり塗装も何とか乾いたようだ。1時間ほどすると調達班が戻ってきたので門松作りが始まった。昨年の写真を参考にしながら何とか4基の門松が完成した。塗装した竹は青々としていて新品の竹のようだ。
この日は、門松作りの他にも新しく設置する古札回収箱の塗装作業をしたり、初詣の案内の立て看板を作って町内に設置したりして神社の正月を迎える準備は少しずつ整ってきている。