ノートPCのOS入れ替えと高速化
妻が使っていたノートPCが古くなり先日家電量販店で最新のPCを購入したが、その時古いPCは下取り価格100円と言われたので下取りに出さずに手元に置いていた。
OSはウインドウズのVistaなのでサポートも終了間近だし、処理速度も遅いのでこのままでは使いにくい。そこでOSの入れ替えと処理速度アップを計画してみた。具体的にはOSをWindows10に入れ替え、メモリーを2GBから4GBに増設してハードディスクをSSDに交換するというものだ。
SSDは家に使っていないものが1個あるのでこれを利用することにし、Windows10とメモリーは新しく購入することにした。Windows10はメモリー2Gでも動作するようだが念のため4Gにし、SSDは110GBあればWindows10を入れてデータ領域も少し確保出来そうだ。OSの入れ換えは以前にもデスクトップ機でやっているのでだいたいの手順は分かる。
問題はノートPCの分解方法が分からないことだ。メモリは分解しなくても交換出来るがHDDとSSDの交換は裏蓋を取り外す必要がある。ネットでPCの型式と「分解方法」のキーワードで検索すると分解方法がちゃんと出てきた。裏面のネジ23本をはずすと裏蓋が取り外せてHDDが交換出来ると書いてあった。
まずパソコンショップへ出かけてWindows10のDSP版とメモリーを購入してきた。次にノートPCの裏側の23本のネジを外して裏蓋を外すとHDDが現れた。HDDを取り外して、あらかじめ別のパソコンでフォーマットしておいたSSDを取り付けた。メモリーも2Gのものを取り外して4Gのものを取り付けた。
(左)白い矢印がネジの位置 ネジは2種類ある。 (右)新しいメモリーを取り付けたところ
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(左)元々付いていたHDDを外して (右)SSDに取り替えるところ。
裏蓋を付けてネジを間違えないように取り付けたらハード部品の交換は完了。
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今度はCDドライブにWindow10のCDをセットして電源を入れるとWindows10のインストールが始まった。何回か必要な入力をしたら後は自動でインストールしてインストール完了だ。
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OSを軽快なWindows10に替えたのと、SSD化とメモリー増設のおかげで動作は以前と比べると格段に速くなったようだ。特に電源投入後の立ち上がりやシャットダウン時がスピードアップしたようだ。ただ古いパソコンなのでバッテリーの持ちは悪いし、液晶の解像度や鮮やかさもあまりよくない。こればかりはしょうがない。
よく使ういくつかのソフトウエアをインストールしてOSの入れ替えと高速化は実現出来た。最新機種のようなサクサク感はないがイライラしないレベルで動作している。元々捨てるのももったいないので少しコストを掛けて高速化出来たものだが当面使うあてもない。何か活用出来ることがないか考えてみよう。
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しめておいくらで古いPCを生き返らせたんですか?
投稿: はやぶさ | 2017年1月 6日 (金) 20時45分
はやぶさ さん 今晩は
Windows10が税込み13000円くらいで、メモリーが5000円くらいです。
SSDは今回は手持ち品だったので0円ですが新品を購入すると6000円くらいですか。
実際の出費は18000円かかりました。
うまく活用出来れば元は取れますが、活用しなかったらドブにお金を捨てたようなものですね。
投稿: いちろ | 2017年1月 6日 (金) 22時28分