小松市の桜/2017
小松市には桜の名所がいくつかあり毎年桜の時期には巡り歩いている。開花時期は微妙にずれているが、全部が咲いていそうな頃合いを見計らってみて回っているが、山間の桜は少し咲くのが遅くて他は満開でもそこだけは7分咲きだったりすることが多い。
一番好きな桜は布橋町にある十二滝の桜だ。滝そのものが良い景観をしている上に滝を囲むように植えられた桜が大きく成長してきているので桜が咲くと本当にきれいだ。
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滝の上流の土手にも桜が植えられていて穏やかな川面にも桜や近くの山が写り込んでいてこれも本当にきれいだ。最近駐車場もきれいに整備されて知名度が上がって次々と人が訪れている。
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十二滝から少し車を走らせると松岡町の千恵子桜がある。枝垂れ桜の大木で樹高は約17mで幹回りが約3mある。樹齢は推定で60年余りと看板に書かれている。見に行ったときは木の上の方は花が咲いていたが下の方の垂れた枝にはあまり花が付いていないのが気になった。初めて見に来た頃より樹勢が弱くなって花が少なくなっているような気がする。
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大野町地内の梯川上流の土手沿いに桜が植えられていてなかなか雰囲気のよい散歩道になっている。地元の人が時々犬を連れて散歩している。
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鵜川町地内にある「う川古代桜」と名づけられた桜。約樹齢80年と言われているのでソメイヨシノとしてはかなりの古木だが、古代というのは少し違和感がある。以前電車の駅のあった場所ということで鉄道があった当時昇降客の目を楽しませていたのだろう。ここも見物客が次々と訪れていた。桜の足元に植えられた菜の花の黄色が鮮やかだった。
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芦城公園は市内でも古くから市民に親しまれた桜の名所で、市街地の中心部にあることから花の時期には桜の下で花見の宴会が行われている。提灯も付けられて雰囲気も盛り上がっている。場所取り用のブルーシートがいくつか既に敷かれていて夜の宴会の準備も進んでいるようだ。
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