水芭蕉/2017
毎年小松市布橋町の群生地に水芭蕉を見に行っている。今年は4月の始め頃に一度様子を見に行ったときはまだ葉も育っておらず花もついていなかった。その後各地の桜を追いかけるのに忙しくて水芭蕉までは手が回らなかったのだが、先日桜の方も一段落したのでようやく水芭蕉の群生地を訪れてみた。
例年よりも訪れた時期が少し遅いので葉も青々と大きく育っていて、白い花も茎が伸びているようだ。もっとも白い花びらのような部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といって葉が変化したもので、本当の花は仏炎苞の中央の円柱状の花序(かじょ)と言う部分に小さな花が多数集まっている。
群生地の周囲はイノシシ除けの電気柵が設置されていて入るときは感電しないように電気柵をまたがなければならない。ちょっと面倒だが効果は出ているようだ。
近くにある十二滝の周囲の桜は葉桜に代わってしまったが、一時期イノシシ被害で激減していた水芭蕉の株はかなり増えてきていて白い花をたくさん咲かせていた。
_
桜も終わった今の時期に街中ではよくハナズオウの花を良く見かけるようになった。色の濃いピンクの小粒の花が枝全体に咲いて元気よく空に伸びているのでよく目立つ花だ。
_
雑草と言われる草花も春になるとちゃんと花を咲かせていて川の土手などにはいろいろと咲いている。
紫色の房状に咲いているのはムスカリ。赤い花はカラスのエンドウ。
_
この紫色の雑草は自宅の庭にたくさん咲いているが名前は不明。結構はびこるので引き抜いたりしているが良く見るとかわいい花を咲かせている。薄紫色の面白い形をした花は名前をネットで調べてみたらヒットした。名前は山延胡索(ヤマエンゴサク)というようだ。
« 春の草花 | トップページ | 快晴の白山眺望/2017 »
「花探訪」カテゴリの記事
- 山茱萸が花盛り(2023.03.22)
- 梅は満開 山茱萸も(2023.03.14)
- 木場潟の梅/2023(2023.03.08)
- 芦城公園の梅/2023(2023.03.03)
- 小松天満宮の梅/2023(2023.02.27)
きれいな水芭蕉ですね~
うん? 布橋町? 聞いたことがある、金平の隣?
金平には金鉱山があった。沢町には銅鉱山があった。
探索に行きたいが、結構山が深い?
きれいな場所が近くにあっていいですね~
投稿: uegahara | 2017年4月25日 (火) 18時26分
こんばんは
布橋町って知っているんですか。金平町のすぐ隣ですね。
国道416号線を尾小屋に向かって走ると3分の1くらいに布橋町があります。
金平付近の山はそれほど深い山ではないですね。
山間の集落の裏山みたいな感じだと思いますよ。
尾小屋鉱山の方がもう少し奥に入ったところにあります。
尾小屋までは立派な国道がついています。
鉱山の遺跡がどのあたりなのかよくわからないですが国道から近いと思いますよ。
投稿: いちろ | 2017年4月25日 (火) 20時45分