君子蘭や春の花が次々と/2017
桜が終わると庭も街中も一斉に春の花か咲き出す。我が家でも君子蘭が見事に花を咲かせた。でもちょっと複雑な気持ちなのは、室内で大事に育てた君子蘭は4鉢のうち花茎が上がっているのは1鉢だけで他は今年花が咲きそうにないのに、冬の間も外の簡易温室で育てた方は3鉢とも元気に花を咲かせたことだ。冬の寒さで葉の先端が枯れているが花は元気一杯だ。あまり大事にしすぎてもだめなのかもしれない。適度な試練とストレスを与えた方が花開くということか。人生みたいだな。
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5月の主役のハナミズキやツツジも小さな花やつぼみを付けだした。もっともハナミズキの場合花びらに見えるのは正確には苞(ほう)と呼ばれる葉っぱで本当の花は中心部にある粒粒だ。苞はこれからまだまだ大きくなってひらひらした花びらのようになる。
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花ではないが、新緑が萌え出す中で、ノムラカエデとベニカナメは赤い新芽が出るのでよく目立つ。
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つい先日まで枝ばかりでハリネズミのようだったドウダンツツジも緑の葉と白い花が同時に出てようやく木らしくなってきた。
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空き地にあるポケの花もそろそろ終わりだが赤、白、ピンクが揃って咲いていてきれいだ。特にピンクが遅く咲き出しているので花ガラも少なくきれいだ。
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山吹も山吹色の花をたくさん咲かせている。左側の写真は一重の山吹で右側が八重の山吹になる。以前は山吹は実が生らないものだと思い込んでいたのだが一重の山吹はちゃんと実が生るそうだ。実が生らないのは八重の山吹でおしべが花びらに変化したので実ができないらしい。
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有名な山吹の和歌のせいで山吹は実ができないと思っている人が多いのだそうだ。
「七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞかなしき」
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