晩春の木場潟の花
木場潟の新緑もすっかり濃くなり近くの里山も完全に緑色一色になっている。3月に枯草を焼いていたヨシ原もヨシの背がだいぶん伸びてきたようだ。くさむらではオオヨシキリがギョギョイス ギョギョイス ギー とうるさく鳴いていた。南園地のヤマボウシはかなり大きくなる木だが、木全体に白い十字の形の花を咲かせていて雪が積もったようになっている。
_
南園地に2年ほど前から作られている蓮池では、先日までは何もない泥田のようだったが、泥の中で根が生きていて蓮の葉がいくつも水面に広がっていた。この調子なら今年は花が咲くかもしれない。
_
南園地の花壇にはちょっと見慣れない花がいくつか咲いていた。ネットで名前を調べてみるとピンク色の花はフクロナデシコというようだ。花の付け根が袋状になっていて花びらもハートの形をしている。青色の花はシラーとかベルビアナというようだ。小さな花が集まった集合体だ。白い花はノースポールでこれは名前を知っている。
_
花菖蒲園のカキツバタは今年は全滅だったが中央園地のクレソン畑の隣にカキツバタが咲いていた。花びらに白い筋が入っている。すぐ近くに咲いていたのは花びらに黄色の筋が入っている。ハナショウ似ているけれど時期が早いのでアイリスではないかと思う。
アヤメも咲いていた。アヤメは花びらに筋ではなく網目模様がある。黄色い花はキショウブ。
_
これは家の近くに咲いていたが多分ジャーマンアイリスだろう。
この種類の花は日本でも、「いずれがアヤメ、カキツバタ」などと言われていてよく似ているが、西洋種のアイリス系も参戦してジャーマンアイリス、ダッチアイリス、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブ、キショウブなどがあって識別が難しくなってきた。
« サツキやムラサキツユクサが咲き始めた | トップページ | グーグルで花の名前調べ »
「花探訪」カテゴリの記事
- 蠟梅(ロウバイ)(2023.01.23)
- 荒俣峡の紅葉/2022(2022.11.22)
- コスモス畑再訪(2022.10.17)
- 秋の金沢富樫の薔薇園(2022.10.05)
- 梯川の彼岸花(2022.09.26)
「木場潟・白山」カテゴリの記事
- 快晴の白山(2023.01.30)
- 今年の柴山潟干拓地の白鳥(2023.01.13)
- 木場潟のマガモ(2023.01.09)
- 初冬の木場潟の水鳥(2022.12.14)
- 紅葉の木場潟(2022.11.08)
コメント