茅の輪づくり/2017
今年ももう半分が過ぎて今日は前半の最終日になる。神社では半年ごとに大祓(おおはらえ)の神事が行われているが、6月30日には夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)のお祓いがおこなわれた。これまでの半年間の穢れを祓って夏を乗り越えて残り半年の無病息災を願う行事で、神主によるお祓いが行われると同時に参拝者が茅の輪をくぐって穢れを祓うというものだ。
今日の午前中は地元の神社では茅の輪づくりが行われた。近くの川の土手に生えているススキを刈り取ってきてススキの葉で直径2mの輪を作る作業だ。ススキとヨシが同じ場所に生えているので確認しながらススキだけを刈り取っていく。
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刈り取ったススキを神社に持ち帰って枯葉などを取り除き、茎の部分は切り落として葉の部分をあらかじめ作ってある丸く作られた軸に巻き付けていき最後にシュロ縄で一定間隔に縛って完成だ。
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最後は参道に設置した木枠に取り付けて、竹や榊やしめ縄を取り付け、くぐり方の説明看板を設置したら茅の輪くぐりの準備完了だ。
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初日は午後から茅の輪くぐりスタートだが、午前中なんとか持っていた天気が午後から降り出して降ったりやんだりの天気になってしまった。天候が悪いとどうしても出足は悪くなってしまう。実施期間は7月3日までになっているが天気予報ではずっと雨か曇りの梅雨空のようだ。期間中に晴れ間が少しでもあればよいのだが。