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2017年8月21日 (月)

仏像彫刻/阿弥陀如来の彫刻-1

数か月前知人の大工さんが、「年を取ったし大工の仕事を辞めることにしたので欲しい木があったらやるぞ」といって作業場に連れて行ってくれた。加工しかけた木材や使うつもりで購入したが在庫になった床柱など、さすが本職の仕事場でいろんな木材がたくさんある。

そんな中で彫刻に使えそうな、ヒノキ、ヒバ、ケヤキ、マツなど長さ1メートル前後の端材を全部で5~6本もらってきた。その中でもヒノキの角材は450×180×100mmで立派な木なのだが残念なことに縦に割れがあってそのままの寸法では使えない。割れのない部分は20センチくらいあるので200×180×100mmは使えそうだ。

数年前に大日如来を彫ってからは仏像彫刻から遠ざかっていたが、せっかく良いヒノキ材を入手したこともあり何か作りたいなと思って本屋さんで仏像彫刻の本を見ていたら「阿弥陀如来を彫る」という本を見つけた。早速買い求めて阿弥陀如来坐像を彫ってみることにした。本の作例では下図の1マスが1寸6分になっていたが、木材の大きさから逆算して1マス1寸(約3センチ)に縮小して作ることにした。
Dsc05687  Dsc03402  

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もらったヒノキ材からヒビの入った部分などを取り除いて彫刻に必要な部分を切り出しているところ。
Dsc03401  Dsc03403  

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下図に合わせて不要な部分を鋸で切り落としているところ。
Dsc03407  Dsc03409  

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木材の奥行きが1センチほど不足していたので、別の木をボンドで貼り付けているところ。
Dsc03411  Dsc03413  

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何とか木どりが終わったところ。先日作った作業台が役に立った。
Dsc03470

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これから少しずつ彫っていくつもりだが、なかなか思ったようには進まないはずなので不定期で随時進捗状況を載せていきたいと思う。

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コメント

すごいですね~。下宿でも彫刻刀持っていたようなきがします。ぜひ、過程を報告してください。

下宿の頃先輩の彫刻刀を借りて板彫りをしたことがありますね。

今回の仏像彫刻は経過を時々アップしていくつもりですが、気の向いた時しか彫らないのでなかなか作業が進みません。アップのスパンは長くなると思います。


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