単眼鏡を購入した
先日ネットで小さな単眼鏡を購入した。遠くのものを大きく見るのには望遠鏡を使うが、地上を見る望遠鏡には片目で見る単眼鏡と両目で見る双眼鏡がある。単眼鏡でもバードウォッチングなどの用の倍率の高いものはフィールドスコープというようで、倍率の低い小型のものを狭義で単眼鏡と呼ぶようだ。
単眼鏡は双眼鏡のような立体感や距離感はないが、その分サイズは半分以下になり小型で持ち歩きに便利だ。製品によっては遠くだけでなく数10センチ先の物にピントが合うものもあり、美術観賞用やルーペ代りとしても使われている。
ブログで花を探して木場潟や山間部などへ出かけているが、最近は遠くのものがはっきり見えないことが多くなり、カメラのズームで確認しているがやっぱり自分の目で確認できるのが一番よい。20年ほど前に買った単眼鏡を持っているが当時バーゲンで2000円~1000円くらいで買ったものだ。
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20年ほど前にバーゲンで購入した単眼鏡
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もう少し性能の良いものが欲しいと思ったが、単眼鏡についての知識があまりないので単眼鏡の性能について少し勉強をしてみた。
調べてみて分かったのは
1. まず明るく見えることが最重要ということだ。
2. 倍率は4倍~8倍くらいが使いやすいようだ。
倍率は上げすぎると暗くなり、視野が狭くなり手ぶれがひどくなるようだ。
手持ち使用が前提なので。
3. 明るく見えるためには対物レンズの径が大きい方がよいが、
その分重く大きくなり携行性が悪くなる。
4. 明るさの理論値は対物レンズ径と倍率で決まるが実際の明るさはレンズや
プリズムの光の透過率に左右されるので、透過率を上げる全面の
マルチコーティングが重要となる。
5. 覗いた時の視界も大切で50度以上が目安。
6. 接眼レンズからどれだけ離れて見ることができるか(アイレリーフ)も重要。
短すぎると見にくい。10mm以上、メガネの場合は13mm以上が目安。
7. 美術鑑賞用にも使用する場合はピントの合う最短距離も重要で60cm以下が目安。
ということのようだ。あとは使い方によって、何を優先するかが決まってくる。
結局持ち歩き優先で軽くて(59g)、小さくて、倍率6倍、対物レンズ径16mm、全面マルチコート、ダハプリズムの製品でメーカーはVixenを選んだ。
使ってみると視界が明るくて視野が広くハッキリクッキリと見えるので気持ちがよい。ウォーキングの際に首にかけて歩いても負担にならない。渡り鳥が来たら観察用にちょうどよさそうだ。
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