晩春の木場潟/2018
周囲の田んぼは田植えが終わったようだが、田植えの終った田んぼの真ん中にアオサギが立ってエサを探している。田んぼは苗が植えられたばかりだが、近くの麦畑はもう黄金色になって麦秋近しといったところだ。
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2週間ほど前から咲き始めたカキツバタがそろそろ終りかけていて、代わって今咲いているのがヤマボウシとキショウブだ。ヤマボウシはハナミズキと近縁種でハナミズキよりも1ヶ月ほど遅れて咲き始める。花びらに見える白い総苞片は4枚あって十文字の手裏剣のようだ。白い頭巾をかぶった山法師のように見えるので名付けられたようだ。我が家の庭にも以前植えたが、成長が早くてすぐに大きくなるので伐採してしまったことがある。キショウブは湖岸の葦原の所々に自生していて、周回路からもあっちこっちで見ることができる。
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花菖蒲園のハナショウブはまだ咲き始めていないが、中央園地のクレソン畑の中でハナショウブがカキツバタに紛れて咲いていた。同じ紫色なのでよく見ないと分からないが、カキツバタは花びらの中央にある筋が白色だがハナショウブは黄色をしている。
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周回路沿いのピンク色の花のタニウツギはそろそろ終わりだが代わってウツギが白い花を咲かせ始めた。周回路沿いにはタンポポらしき黄色い花がたくさん咲いているが、妙に茎が長くて細いので本当にタンポポかよく分らない。
春に白い花が咲いていた桜の木にサクランボが生っているのを見つけた。実は小さいが赤く色付いている。木道のある湿地のヨシ原ではヨシが勢いよく背丈を伸ばしている。もうすぐ人の背丈よりも大きくなってしまいそうだ。
葦原ではオオヨシキリがあっちこっちであの独得の鳴き声で鳴いている。縄張りを主張しているのだろうか。
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