チャドクガによるかぶれ被害
梅雨は草木が一番成長する季節だが、木に付く害虫もよく繁殖する季節だ。山茶花の木を隣家との境に生垣として植えてあり、5月に新枝を剪定をしたのだが、先日見るとまた30センチくらい枝が伸びていた。見た目も悪いので、揃えた高さを飛び出している枝を切っていたが、伸びた枝が隣家側へ出ているので、木の繁みに手を入れて隣家側の枝も切っていた。
ところが剪定作業も済んでしばらくすると右腕の内側がむず痒くなり赤い斑点がたくさん出始めた。最初は山茶花の葉の先端が皮膚に当たって赤くなっているのかと思っていたがどんどん斑点が大きくなって腕全体に広がってきた。そこでようやくチャドクガの幼虫にやられたことに気が付いた。
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作業する前チャドクガの幼虫がいないか確認したつもりだったが見落としまったようだ。大量発生ではないが何匹かがいたようで、よく見ると山茶花の葉がかじられている個所が数か所あった。普通なら剪定作業は長袖シャツを着てするのだが、この日はTシャツのままで行ってしまって被害を受けた。
チャドクガの幼虫はツバキやサザンカの葉に発生し、体中が毒針毛で覆われていて、この毒針毛に触れると皮膚が炎症を起こしてしまう。以前にも腕の一部が部分的にかぶれたことがあったが今回は腕一本全部かぶれてしまった。
流水でよく洗いガムテープで毒針の付いていそうなところをペタペタして取り除き、着ていたTシャツは捨ててしまった。風呂で熱めのシャワーをかぶれた部分に当てて、抗ヒスタミン軟膏を塗っていたら4日目には斑点も薄くなりかなり直ってきたようだ。
山茶花にはとりあえずキンチョールをたっぷりかけておいたが、翌日がちょうど町内のアメシロ消毒の日だったので、作業に参加して自宅に回ってきたときに山茶花にたっぷりと薬剤を散布した。切り取った山茶花の枝にもしっかりとかけた。
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アメシロは柿や桜の葉などを食べ尽くして木が枯れたりすることがあるが、人間への被害はあまりないが、チャドクガの幼虫は人間へのかぶれ被害が出てしまい、幼虫が死んでも毒毛が残っているとまたかぶれてしまうので厄介だ。
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ちゃどくが、いやですね~。これからの季節、あしなが蜂なども巣を作っていますので、お気を付けください!
投稿: ひらっち | 2018年6月28日 (木) 19時58分
ひらっちさん こんばんは
剪定前にチャドクガには気を付けていたつもりですがやられてしまいました。
アシナガバチもよく見かけますがあまり攻撃的ではないので刺激しないようにしています。
投稿: いちろ | 2018年6月28日 (木) 22時30分
茶毒蛾の幼虫・・強烈ですね
うちでは、毎年サザンカを食い尽くします
毒が強烈なので、剪定前に薬をいっぱいかけてやらねばなりません
それでも、やられます
ガムテープはうちでもきづいて、ペタペタやっています
しばらくちくちくいたいですね~
木の剪定には注意がいりますが、気づかないのでしかたがない
植木等いっそ無くしてしまった方がいいかもしれないと思ってます
投稿: uegahara | 2018年6月30日 (土) 12時07分
uegahara さん こんばんは
チャドクガは本当に厄介者ですね。
これまでにもやられたことがあるので気を付けていたのですがやられてしまいました。
そちらのサザンカは薬剤をかけていても毎年食い荒らされますか。
なかなかしぶといチャドクガがいるようですね。
こちらでは町内の薬剤散布を毎年1回していますがこれで結構収まっているようです。
投稿: いちろ | 2018年6月30日 (土) 23時09分